Jan 10 2009

イタリアでのホームパーティ

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
今日は土曜日、一通りの仕事を終えた後、お昼にイタリア人宅にお招きを頂いたので、
その様子を書きたいと思います。
イタリア人は自宅に人を招くのが大好き。いわゆる日本人と似ていて、大人数のパーティも
ありますが、大抵は数組のカップルを招くのが多いのです。
そしてもちろん料理は手料理を振舞います。
ご招待を受けた側は持参するのが、ワインが圧倒的に多いです。
もちろんジェラートやドルチェ(お菓子)もありますが、まずはお料理に合わせた
ワインを持参するのが無難でしょう。
例えば、私がお寿司パーティをする際は、ほとんどの人が白ワインを持ってきてくれます。
たまーーーに赤ワインを持ってきてくれる人もいますが、そういう場合は自宅のコレクションに
加わるということになるでしょうか。
私も昨日午前中仕事を終えた後、スーパーにワインを買いに走りに行きました。
買ったのはBANFI(Montalcino, Siena)というところで作られたワイン。
スーパーで10ユーロ前後、普段飲みにはちょっと高めなので、
こういう時に試飲がてら買います。
そう、皆持ってくるのは自分が飲みたいワイン。イタリア流でしょ?
実はこのBANFI、今後ウェディングのロケーションとして考えている場所で、
ワインも飲んでおきたかったのです。
それから昨日は天気もよく、なんとなくお花も買いたくなったので、
お花屋さんにも寄りました。
よく会う友達にはあまりお花などは持参しませんが、でも初めてお会いする方などには
お花は結構いいプレゼントだと思います。その場で食べられませんが・・・。
私の彼はお花を持参するのはどうも仰々しいと思っているみたいですが、
私の場合は仕事柄、どんなものが流行っていて、どんなものがこの季節に手に入るのか、
など色々な意味でも興味深いです。普段からお花屋さんの傾向をつかんでおけば、
ブーケをお願いする際もある程度デザインやテイストが頭に入っていますので、
ここはかわいいのが得意とか、こちらは斬新なデザインとか・・・
お花屋さんを選ぶのにも一石二鳥なのです。
そして昨日お呼ばれしたお宅には我々はちょっと遅めにつきました。
集まったのは全部で私たちを含めて4家族+男性一人(+後からひとり男性追加)。
私たちカップル以外はお子さんが1人ずついたので、家族というのが正しいでしょう。
最近彼の友人の周りは出産ラッシュでお子さんがいる家族が増えたのですが、
このグループはすでにお子さんも5歳とか大きめなので、なんとなく今まで遊んでいた
グループとは雰囲気が異なります。
さてお料理ですが、まずはトスカーナの冬の名物クロスティーニに始まり、
ラザーニア、そしてメインはガーリックソースステーキ+グリンピースとポテト添え
最後はプロセッコで乾杯と締められました。
いや~~~、すごくおいしかったです。ラザーニアはパスタと違って、
前もって作ることができるし、おいしいし、冬には出番が多いようですね。
そして食べ終わった後は、子供の歌から始まり、最後には大人がステージを譲らない状態で
歌の大合唱。カラオケなんてなくてもアカペラでOK。すごい雰囲気に圧倒されました。
そう、話は飛びますが、ここのホストになったカップルの結婚式の写真を見せてもらいました。
南イタリアでの結婚式、それはそれはすごい分厚いアルバムで、
何より興味深かったのが、新郎の一人写真の多さです。
壁に寄りかかったり、サングラスをかけたり、色々なポーズで
友人の男性にはからかわれていましたが、ご本人は大満足の様子でした。
持参したワインとお花
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ご馳走になったラザーニア
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お食事の後にはプロセッコで乾杯
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