Mar 09 2009

J.K. Place Hotel

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
先々週の金曜日(2月27日)、友人宅でアペリチェーナがあったお話をしましたが、
そこでカプリのホテル、JK Place General Managerとランチをするお話が上がり、
今日、それが実現しました。
今回はJ.K. Place CapriとFirenzeの両方のGeneral Managerが
私のために時間を取ってくれました!!
J.K.は今までにもイタリアの雑誌のみならず、日本の雑誌に何度も掲載されるほど、
メディアに取り上げられていて、私も何度も目にしたことがありました。
しかし一度も中に入ったことがなかったので、とても楽しみです。
J.K.フィレンツェの魅力に関しては、また追ってご紹介していきたいと思いますが、
まずはJ.K.の基本となるコンセプトをランチの間、話題になったので、
今日はその概要からご紹介していきたいと思います。
J.K.Placeはホテルとして営業しているものの、概念は完全に「家」。
それはオーナーのお父様である、J.K.氏がファッション界で活躍していた当時、
仕事で世界中のホテルを渡り歩き、ほぼ365日自宅に帰れない日が続いていたそうです。
(実はオーナーとは一度日本でお食事をさせて頂いたことがあるのですが、とても気さくな人です。)
どんなに有名な高いホテルに泊まって良いサービスはあったとしても、やはりホテルはホテル。
彼の心からくつろげる家のようなホテルがほしい・・・そんな希望からこのホテルはスタートします。
現にホテルの看板はでかでかと輝いておらず、一瞬ホテルとはわからないほど・・・。
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そして、レセプションという概念もないですから、入った瞬間、レセプションはどこ?と
探してしまいます。実はこのライブラリーがレセプションなのです。
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レセプションの代わりに大きなスペースを占めるのが、ダイニング。
ここでは1日軽いスナックやケーキなどが置いてあり、ゲストは自由につまむことができます。
このコンセプトも家に帰ってきて、まずはキッチンのお菓子をチェックしたことのある人なら
理解できますよね。
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そしてミニバー(ソフトドリンクが主ですが)も基本的に全てお部屋代に込み。
お水やコーラーなどを滞在中飲んでも、追加料金は全く取られません。
家にいるときに冷蔵庫の中のものを計算して飲むことはありますか?ないですよね?という
そんなアイディアから出た粋なはからいです。
またサロンではいつでもレストランが開いており、軽食が食べられます。
実はこれ、日本では全く珍しくないのですが、イタリアではありがた~~~~~~いサービス。
ホテルのレストランはもとより街中のレストランも2時半を過ぎると完全にクローズ。
早くても19時までは大抵のレストランが開きません。
その点、寝坊して朝食を遅く食べて、お昼も2時ごろには全くおなかがすかない人や
ちょっと美術館や観光に時間が取られていたら、もうレストランが閉まってた!
なんていう人にはまさに救世主。他のホテルからもそういう人たちのために紹介されるほどとか。
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そして、メニューにないものでも、シェフに聞けば作ってくれることも。
少なくともゲストであれば、前もって言ってくれれば、材料を用意してくれるそうです。
「じゃあ、朝食にカルボナーラが食べたい!って言ったら作ってくれるのですか?」
と言ったら、「もちろん!」とのこと。ただ朝からカルボナーラなんて食べるの?
と生粋のイタリア人(朝食はコーヒーとビスコッティしか彼らは食べないので)のGM2人に
大笑いをされてしまいましたが・・・。
J.K. Place Capriは2009年は4月9日オープン。カプリには4月に取材させて頂くので、
明日以降、まずはJ.K. Place Firenzeの魅力に迫ります。
GMと一緒にランチ前に写真を撮ってもらいました。二人とも世代が一緒。
すっかり普通の話題に関しても盛り上がってしまいました。
正面右:J.K. Place Carpi General Manager Porreca氏
正面左:J.K. Place Firenze General Manager Meli氏
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