Oct 15 2009

ウェディングのこだわりとは・・・

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
ウェディングのこだわり・・・、それは人それぞれに違います。
人にとってはピンク一色のかわいいウェディングが好みの人もいれば、
白とグリーンでスタイリッシュなウェディングが好みの人もいます。
今年10月にギリシャで挙式をされたお客様はとりわけこだわりの強い方でした。
初めてお目にかかったのは今年の5月。
打ち合わせの場所にいらした際の印象を今でもしっかりと覚えています。
大事そうに2冊の本を抱えていらっしゃいました。
その本は『スマイルウェディングブック』と表された、ウェディングのバイブル的な本。
ブーケから会場選び、会場デコレーション、ドレス、アクセサリーと
ウェディングのことがぎっしり詰まった素敵な本です。
そしてもう一つの本は自分のウェディングブック。気に入った飾りやブーケ等
気に入った写真を雑誌等から切り抜き、スクラップにしてあります。
『こんなピンクの花に囲まれたウェディングが良いのです』と一生懸命お話するご新婦。
それを本当に横で温かく見守るご新郎。私も食い入るようにその2冊を見せて頂き、
そして、ギリシャの知識と合わせてコンサルティングをしました。
時間を忘れるくらい、濃度の濃い時間だったように思います。
一息ついたとき、ふとご新郎が『よかったね~、話を真剣に聞いてもらえて・・・』
とおっしゃったのをよく覚えています。ある旅行会社?ウェディング会社に行ったら、
『ギリシャのウェディング会場のことはわかりません。現地にとりあえず行ってみてください』
といわれたそう。ピンク一色のウェディングも、本もノートも全く開くことはなかったようです。
私達はお客様が具体的に何をやりたいか、しっかりと教えて下されば、
できる限り努力をしたいと思います。
こだわりはお花に限りません。ウェディングの誓いの言葉や、フォトツアーの場所、
そして音楽、本当に人それぞれです。
このお客様はウェディングが終わった今、挙式の内容を自分自身の言葉でまとめ、
写真集を作られるよう。そして大切なバイブルの本『スマイルウェディングブック』は
私も出版社等を教えて頂いたのですが、なかなか見つけられない大切な本にも拘らず、
結婚式の当日に私にプレゼントしてくださったのです。
こんな思い出の詰まった大切な本を頂戴するわけにはいきません・・・とお断りしたのですが、
ぜひ林さんに持っていてほしいから・・・と。
そして出来上がった写真集を一冊プレゼントして下さるとのこと。
その写真集が出来上がったら、またゆっくりとご報告させて頂きたいと思います。
ブーケは濃いピンクと薄いピンクのグラデーションで・・・。
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あいにくこの日は風で花びらが飛んでしまいましたが、バージンロードには花びらを・・・。
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ガラスのベースに白とピンクのバラを浮かべて、そしてベースはリボンでデコレーション
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いつも読んで下さってありがとうございます。
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