Jan 16 2010

IKEAで家具をオーダーした際に・・・。

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
前々から増え続ける私の洋服やウェディング道具にいよいよ業を煮やしたダンナが、
クローゼットを買おうと、先日IKEAでオーダーしてきました。
日本のIKEAはよくわかりませんが、イタリアのIKEAといえば、
土日ともなると、ここはテーマパーク??と思うほどの人でごった返します。
朝早く出たつもりでしたが、それでもやっぱり遅かった。
セミオーダーなので、さほど難しくはありませんが、
この喧騒の中、そしてこのイタリア、間違いなく注文を間違えられそうと、
家で採寸し、練りに練って、品番、値段、色、数、全てをエクセルに打ち込み、
表にして持ち込みました。
セミオーダーのこのクローゼット。引き出しやら、棚板やらを自分でどこに入れるか
考えて、オーダーができるのが特徴。
色々考えて、予算とも相談しながら、やっと決めた案。
そしてその家具売り場に着き、番号札を引くこと3人待ちです。
ところが一家族が一からオーダーしていて、担当者も一人。
ん~~~、いや、先が思いやられる。
前にこういうことを予想していたので、一度下見に来た際に
Web上でオーダーができないかと聞いたところ、法人のみ・・・と。
なんで、法人のみなのか、私がオーナーだったら、個人客をWebに誘導し、
法人には担当者を付けるのに、なんて色々想像していました。
いずれにしても個人は個人。そのため、そのエクセルを印刷してやってきたわけです。
残りの2組が質問だけで済んだため、やっと私たちの番になりました。
周りは番号札を持って、待っている人が野次馬のように
私たちのオーダーを覗き込み、マジで、注文かよ、早くしろよと殺気すら感じます。
エクセルを見せて、この品番をオーダーしたいのだけれど・・・と言うと、
とっさに嫌な顔を見せた店員。すかさず『私の持ち場のしかオーダーできないけど?』と。
『ここって、クローゼットの売り場でしょ?全部クローゼットのものだから』t
たたみかけるように言うと、『あ、そ。』とやっと表に目を落としてくれました。
やれやれ。品番を打ち込んでいくと、すんなりと品物が出てくることに気を良くしたのか、
急に機嫌が良くなり、手も早くなっていきました。
周りからの早くしろよ・・・という殺気もかなり減ったような。
そして、ほら、出来た。とそそくさとオーダーしようとするので、
ちょっと待って、値段を確認したいから、全部でいくらになっている?と聞くと、
数字が合わない。個々に照らし合わせると、やはり一つオーダーが抜けてた。
なんだかイタリア人がいつもまともにオーダーができない理由がわかった気がしましたた。
そう、小さいときに言われた、見直し という行為が抜けているのです。
たった数分のこの仕事をするだけで、ミスが減り、クレームが減り、
当然クレーム係が減るわけだから、経費も減って良いと思うのですが、
カルチャーですかね。
まあ、オーダーがちゃんとしてあったって、きちんと届くかはお楽しみですが、
今の時点でできることはやったわけです。
本当は色などをその場で確認したかったのですが、とりあえず後ろも並んでいるし、
レジでお金を払うまではオーダーが通らないので、値段だけ確かめました。
そして、組み立てもお願いすると、どこに何をどういう風に配置するかも
今の時点で伝えておかなければならないとのこと。
表と番号を一致させてレイアウトも書いておいたのに
『これ、何を言っているんだか、わかんない!』とまたもや逆切れ。
あの~~、この番号がこれなんですが・・・。
やっと要領を得たようで、また意気揚々と働き始めました。
無事組み立て、配送までお願いして、そこを離れた瞬間、ダンナが、
『あ~~いう日本人の効率良いやり方、初めて見たんだろうな。
最初、超戸惑っていたじゃんっ!でも後でわかった後は大人しくなったもんな』と嬉しそう。
スローフード、スローライフもいいけれど、やはりこういうところは
クイックプロセスでいきたいもの。通販で慣れた日本人には朝飯前なんだけれどね(笑)
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