ヨーロッパで両替するのにはどうしたらいい？

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
そろそろ出発を控えたお客様からヨーロッパの両替事情についてご質問があったので、
ここで、まとめてお知らせしたいと思います。
私は実は10数年前、卒業後に入社したのが、都市銀行でも為替に強いと言われた銀行でして、
両替事情には少々自信があります。
ま、それでも事情は10数年前・・・（苦笑）、そのため100%ではないですが、
実際に住んでみて、その事情は変わっていないように思います。
以下、参考程度にお読み下さい。
キャッシュ）
まず、ヨーロッパ＝ユーロの流通についてですが、
ユーロ圏に旅行される方は日本での両替が絶対にお得です。
日本では外国のお金に両替というと、やはり銀行が一番一般的ですが、
ヨーロッパではあらゆるところで、両替商があります。
ただし、この両替商、レートのアップデートが遅い！
毎日、今日は円高かも！？と思ってチェックしていっても、
1週間前のレートを適用していたり、とにかく情報が遅い。
その点、日本は平日毎朝10時にドルの公表レートが発表されて、
11時前後にユーロの公表レートが発表されます。
発表され次第、そのレートを採用することになりますが、
ユーロに替える方はここでお得情報！
当日のドルが円高になると、大体の為替も円高になる傾向があります。
そのため、逆に10時の公表レートが円安に触れた場合、11時前までに銀行に駆け込めば、
前日の円高のレートを採用してくれる可能性が高いです。
ただし、11時と言っても日によっては、10時半過ぎということもありますから、
お気をつけて。また多額（今はちょっといくらかわかりませんが、以前は100万円相当）、
の両替はレート公表を待つ可能性もあります。とは言っても、
旅行で100万円の現金を持つ方は少ないでしょうから、
通常の旅行資金を替える分には前日のレートを採用してくれる可能性は大です。
ユーロ圏外の通貨
私たちが扱っているロケーションで、ユーロ以外の国の通貨で
日本で両替が可能なのは、
恐らくイギリス・ポンドとスイス・フラン、ノルウェーのクローネ、
スウェーデンのクローナ、デンマークのクローネだけだと思います。
東欧の通貨、チェコ・コルナ、クロアチア・クーナ等は現地での両替しかありません。
両者とも観光地のプラハやドブロヴニク等では簡単に日本円からの両替も可能です。
ただ、もし他のユーロ圏の国と一緒に合わせて回る場合はユーロを持っていくのも手です。
また持ち帰っても、日本円に戻すことも難しいですし、他の国でユーロに替えるのも
なかなか難しいかもしれません。
そのため、もし余りそうであれば、その国の中でユーロに戻すなり、円に戻すほうが良いでしょう。
結果、ユーロ以外のお金は現地で、ユーロは日本でということになります。
ただし、どちらの国もクレジットカードが流通しています。
クロアチアやチェコも大丈夫ですか？なんて質問を受けることもありますが、
どちらも日本と同じようにクレジットカードが可能です。
私の場合は20Eを超えた場合は、クレジットカードで決済するようにしています。
この価値観は人それぞれですが、カードのレートは実は現金のレートよりも良いこと、
現金はなるべく現金しか使えないところで使うと決めています。
また海外のATMでのキャッシングも有効です。キャッシングというと、
文字通り、借金というイメージもないですが、数十万の現金を慣れない海外で
持ち歩くのはあまりお勧めできませんから、必要な際にキャッシングをして、
必要な分だけ持ち歩くのも良いと思います。
キャッシングは確実に暗証番号が必要なので、それを渡航前に調べてくださいね。
最後に日本のどこでユーロに替えるか？
よく空港の銀行は高いという話を聞きますが、日本ではこれは間違いです。
成田でも関空でも、同じ銀行系列であれば、同じレートを採用しています。
ただし、空港内でも銀行によってレートが違うのは確か。
一度調べれば、どこの銀行が良いレートを採用しているのかは一目瞭然なので
（毎日、決まったコミッションを乗せているので、今日だけここが安いということはないです）
それぞれの本店に為替を聞いてみるのもよいと思います。
以上、参考になれば幸いです。
いつも読んで下さってありがとうございます。
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