Jun 13 2010

まだ独身な私たち・・・♪?!

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
唐突ですが、私たち、昨年の12月8日に日本で入籍をしました。
が、しかし、まだイタリアの法律上では結婚していないことになっているのです。
いや~~~、もう、本当愚痴です(涙) 聞いてくださいよ。
私たちのような国際結婚の場合、イタリアか日本か(まあそのほかの国の選択もありますが)
どちらかで法的な手続きを行い、そして、もう一方の国にそれを報告するわけです。
そして私たちは日本での入籍を選びました。
日本の入籍はある意味他の国から見ると、独特なシステム・・・。
セレモニーもないし、特に結婚式に予約も必要ない。
イタリアや他の国はいわゆる市役所婚(日本での入籍にあたりますが)に
セレモニーがあるわけです。これがいわゆるリーガル婚といわれるものですが、
日本はそれは簡素化されていて、味気ないと言えば味気ないけれど、
今回私たちが入籍するにあたって、この日本のシステムがどれだけ優れているか、
心から目の当たりにすることになりました。
役所の分署みたいなところに、何の前触れもなく、ふらっと現れた私たち。
前日、イタリア大使館でもらった書類と婚姻届を手にして入ると、
番号札があるにも拘らず、他に待つ人がいなかったので、
すぐに市役所のおじさんが声をかけてくれて、二人分のいすまで用意してくれました。
私がわからず、空白で持っていった部分を埋めている間に
イタリア大使館からの書類を早速市役所本家(?)の担当者にファックス、
それでもチェックに時間がかかるからと、準備ができたら電話します・・・と。
『おめでとうございました!』と笑顔で見送ってくれたあのスムーズさ。
ダンナはこの円滑さ及び公務員の方の親切さに心底びっくりしていたよう。
この入籍が私の戸籍に反映されるのは1週間後、
残念ながら私たちは出国してしまうので、代理人(両親)に新戸籍を取ってもらい、
それを外務省にアポスティーユという証印をもらって、イタリア大使館に提出してもらいました。
両親自体も披露宴にイタリアに来てもらったり、書類を外務省に郵送したり、
お正月をはさんだりで、その手続きが終わったのが、1月の中旬。
どのくらいでイタリアに転送されるのかを知りたかったので、
イタリア大使館の方にメールをすると、早々にお返事を下さり、
もうすでにローマに送りました・・・と。すっばらしすぎる!
しかし・・・ここからが頓挫します。
日本の手を離れた書類はここからさまよい始めます。
在日イタリア大使館の情報を元に早速フィレンツェの市役所に問い合わせると、
なんと、ローマからフィレンツェへの転送に約1ヶ月かかるとのこと。
日本とローマ間がたった数日で、どうしてローマとフィレンツェが1ヶ月なの?
叫びたくなる気持ちを抑え、そうよね、イタリアよね・・・と苦笑し、
待つこと1ヶ月。またフィレンツェ市役所に電話をしたら、ローマから書類が届きました。
そこからの手続きが約1ヶ月。またまた、はぁああああ?
『急ぎでお願いしますね!!』と念を押し、3月下旬に連絡を取ったら、
『日本からの電子署名が来ていないので、問い合わせをします。
あと1週間待って下さい』
今までの1ヶ月間何をやっていたんだ?!
その2週間後に電話すると、まだ日本から回答がきていません・・・。
本当かね?!
そして、今年の5月、再度連絡すると、全く同じ説明。
『電子証明がきていないので、1週間待って下さい』
あの~~、すでにその話、3月末に聞いたんですけれど・・・。
そして今日、6月13日、私たちは相変わらずイタリアでは独身なのです。
これはイタリア人を相手に選んだ私が間違えだったのでしょうか・・・。
開いた口がふさがりません。
こうなったら、とことん独身生活エンジョイしようっと♪
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