Jul 10 2010

ドブロヴニクウェディング後日談

こんにちは。海外ウェディングプランナーの厚川です。
先日に引き続き、ドブロヴニクのウェディングについてです。
既に、林から「ピンクのブーケ」の回で、ご紹介させて頂きました
ドブロヴニクのピンクのバラとアジサイのブーケですが、
今回は、このブーケに隠されたストーリーをご紹介したいと思います。
当初、今回のブーケは、一色のバラで統一する予定でした。
しかし、前日夜にローカルコーディネーターのクリスティーナからの連絡で
オランダから輸入したバラの一部が、輸入の途中で傷んでしまったという連絡が入りました。
ブーケは、新婦様にとって(もちろん新郎様にとっても)最も重要なアイテムともいえ、
le Maestroでは、お客様のオーダーを「ブーケカルテ」としてまとめ
ローカルコーディネーター、現地のフローリストと連絡を取りながら、
ご希望のブーケをお作りするような流れになっています。
しかし、今回のようにお花の仕入れ状況などギリギリのタイミングで
内容を変更せざる得ないような事態も起こりえるのです。
別の色のバラを控えに用意し、お客様のお部屋に届いたブーケが前回も
ご覧頂いた可憐なバラと柔らかいピンクのアジサイのコンビネーションのブーケでした。
新婦様にご確認頂いた後、バラのみの仕様に変更ということも備えていたのですが、
新婦様はこのバラとアジサイのブーケを大変気に入って下さいました。
挙式前にドブロヴニクの町を散策されている中、町のあちこちで目にするアジサイが
とても気になっていたそうで、現地ならではの雰囲気が加わったブーケには、
嬉しい驚きだったとおっしゃって頂きました。
もちろん、ブーケは、当日のドレスやヘアスタイル、またはお客様ご自身の雰囲気
などと合わせていくものだと思いますが、このように地元の雰囲気を加えるというのも
海外挙式ならではのポイントかもしれません。
また、後日頂いたメールでは、新婦様が実は、もともとアジサイがとてもお好き
だったとのことでした。
更には、子供のころに新婦様からお母様へのプレゼントとして選んでいたのも
このアジサイで、お母様のお好きなお花でもあったようです。
お2人だけの挙式ではありましたが、このアジサイのお陰で、お母様への親孝行
ができたような気がする、という温かいお話を頂きました。
帰国後、挙式のお写真をご家族とご覧になられた際も、このブーケは大好評だったようです!
これまでのブーケは、ホームページのこちらのページでご覧頂けます。
是非、ご覧ください。
http://www.le-maestro.com/products/bouquet.htm
純白のドレスにピンクが映えて!
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バラの濃いピンクとアジサイの薄いピンクのグラデーションがきれい。
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気に入って頂けて、本当よかった・・・。
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