Aug 31 2010

意外や穴場、近所のレストラン

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
先日、前々からあった近所のピッツェリアで食事することになりました。
実は私、イタリアに住んでいながら、ピザはあまり好きではないのです。
食べられるのですが、好んで食べたいと思わない・・・。
だってイタリア人のピザの食べ方って、一人1枚食べるんだもの。
日本人みたいに8等分に切って、それを皆でシェアーしないので、
味も飽きるし、ちょっと無理・・・って思ってしまうのです。
一番最初にイタリアでイタリア人とデートしたとき(ダンナに会うはるか昔)、
彼のピザを当然のように無言でつまんだ私。かなりの常識外の行動に彼は戸惑っていました。
私もオーダーしたピザを一人で自分の方に引き寄せて、
ステーキを食べるように、自分用に切ってパクパクと食べる彼に仰け反りましたが(笑)
さて、本題。そんなわけでピッツェリアにはあまり近づかない私。
(念のため、ピッツェリアでもパスタ等食べられるところが多いです)
クイックディナーをしようと、ダンナとダンナの友人に言われるままに付いていきました。
ピッツェリアということもあり、テンション下がりまくりの私でしたが、
メニューを見ると、なんとシーフードのパスタやセコンドがある!?
時間がかかろうが、何しようが、私はシーフードのパスタを頼むことに。
それも海辺近くのレストランでもなかなかお目にかかれないカニのパスタ!!
しかも冷凍ではなく、フレッシュと書いてあるではないですかっ。
これは当るの覚悟でも頼まなければっ。
イタリアほど食に関してシンプルなところはないというくらい、
海辺では海の幸、丘では山のもの、というようにはっきりと土地の特色が出るところはないです。
そのため、フィレンツェのような丘に囲まれたところで、シーフードを頼むなんて、
しかも超近所のピッツェリア。一緒にいたダンナの友人も一斉にブーイング!
『りえこ、何年いるんだよ!フィレンツェでシーフードかよっ。』
と大笑いされましたが、全然お構いなしにカニ一筋。
それが・・・、今度は私が笑わせて頂く番でした。ピアットもボリューム満点。
カニはフレッシュ(冷凍ではないという意味、生ではありません)で本当にあるならば、
こんなに良いのですか??と聞きたくなる量!
カニを食べると無言になる・・・と言われるくらい、黙々と頂いちゃいました♪
前菜に頼んだ、レストラン名物クロスティーニ(4つ入って6E)。
通常、鶏のレバーが有名ですが、ここは一工夫。4種類違うものが入ってくるのもお気に入り。
tartuga2
手前海老のように見えるのは、カニの半身です。
カニはちょうど半分(はさみから足から身まで)入っています。
tartuga1
ねえ、これで12Eって安すぎませんか?
(フィレンツェの物価を考えれば、ほぼあり得ないお値段です)
徒歩でいける圏内にこんなレストランを発見し、超ご機嫌です。
追伸:笑ったのが、あんなに馬鹿にしていたダンナ。
2回目に行ったとき、まーーんまとカニパスタをオーダーしてました(爆)
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