Dec 14 2010

妊娠中食べてはいけないもの、国によって違うの~?!

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
今日は少しウェディングから離れて、イタリアの生活でのお話をしたいと思います。
先日、第一子をイタリアで出産したお話をしましたが、
どこの国でも妊娠がわかると、食べてはいけないものがあると思いますが、
イタリアでは意外なものに禁止命令が・・・。
まずはプロシュート、サラミ類、生肉です。
生野菜も消毒水みたいなもので、入念に洗わなければダメという指導を受けます。
(個人的には消毒水の方が怖いと思いましたが)
プロシュート、サラミ、生肉がなぜいけないかというと、
トキソプラズマという菌を摂取してしまう可能性があるから。
トキソプラズマに感染してしまうと胎児に危険があるのですが、
このトキソプラズマは猫の糞に入っているということで、
猫の糞は草原などに普通に転がっているため、その糞のついた草を
牛や豚が食べてしまって、それらの肉がその菌にかかってしまったら
私たちも口にしてしまうということで、NG。
加熱処理をすれば大丈夫なので、生肉が基本的にダメということです。
生野菜も同様で、畑で猫が糞をしかねない・・・=危険というわけです。
逆に日本で言われている、アルコール、カフェイン等はかなり緩やか。
『先生、アルコールはどうなんでしょうか?』
ワインの1,2杯なら全く問題ないわよ。さすがワイン大国。
コーヒーも何杯も飲まなければ大丈夫よとのこと。
日本のコーヒーに比べて、こちらはエスプレッソの強いコーヒーですが、
これも1,2杯なら大丈夫とのこと。
一方、意外なものにNGが出たのは、お寿司。
妊娠を経験した友人たちから聞いた話、
そもそもこれは間違った情報が独り歩きした部分もあるのですが、
生肉、生野菜はNG。なら、当然生魚も・・・と。
意外にかなりの妊婦さんがそれを信じています。
どう考えても魚は猫の糞を取らないでしょう・・・と専門家に聞いたら
生魚は新鮮だということが確実なら食べてもいい・・・とのこと。
うーーーん、イタリアの流通、丘に囲まれたフィレンツェ、これらを考えると
相当信頼できるお寿司屋さんでなければNGということで、結局なかなか難しい状況でした。
私がちょうど妊娠した時期、主人のいとこ(の奥さん)も妊娠が発覚。
彼女はイタリア人ですが、イギリスで育った人で、お医者様もイギリスの先生にかかったのですが、
イギリスではブリーなどの生チーズもダメ。これもトキソプラズマが
理由で、同じく猫の糞がついた草を食べた動物の乳で加熱処理が加えられていない
チーズは安全じゃないとの理由から。
フランスではフォアグラなども禁止されると人聞きに聞いたのですが、
事実はどうなのでしょう。。。
人間、ダメと言われると食べたくなるものですね。
妊娠時期は本当に苦労しました。
よーく洗えば生野菜は大丈夫。
yasai
新鮮な魚なら生でも大丈夫。
sakana
コーヒーは1,2杯ならOK。
coffee
ワインも少々ならOK。
wine
でも丘の町のフィレンツェで新鮮が保証されたお寿司って・・・。
sushi
写真は全てマグネットを撮りました。
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