ドイツのクリスマス ～ドレスデン～

こんにちは。ドイツ在住ウェディングプランナーの朝倉です。
皆様、日本で、ヨーロッパで、素敵なクリスマスを過ごされたことと思います。
今回は１４３４年より続く伝統あるクリスマスマーケットで有名な
ドレスデンのクリスマスを覗いてみたいと思います。
旧市街に位置するドレスデンのクリスマスマーケットは、
もともと『シュトリーツェルマルクト』と呼ばれ、
これは先日もお伝えしましたドイツのクリスマスのお菓子 『シュトーレン』に由来します。

蜂のロウで出来たろうそくのお店。
炎を灯すとほのかに甘い香りがします。

旧市街の中心は2005 年の聖母教会（Dresdner Frauenkirche) の完全復興を始め、
その大部分が修復され、かつての栄華そのままに蘇りました。
クリスマスの雪景色やイルミネーションとともに、その街並は訪れる人々を魅了します。

そしてドレスデンのクリスマスはマーケットだけでなく、
クリスマスのミサも大変お薦めです。
ドレスデンの少年合唱団 、ドレスデン聖十字少年合唱団は日本でも大変有名ですが、
この少年合唱団がクリスマスイブとクリスマスにかけて、
その本拠地、聖十字教会のミサに登場します。
例年３０００人以上の人々がミサに集まり、とっても寒いドレスデンにも関わらず、
その盛り上がりは大変なものです。

私が個人的に好きなのはクリスマス２５日の朝６時から行われるミサです。
ここでは聖十字少年合唱団によるクリスマス音楽劇が見られるのですが、
まだ真っ暗で街が静まりかえる中教会に向かい、
共に祈り、美しい歌声を聴き、とても神聖な気持ちになりました。

こちらは旧市街に位置する大好きなカフェレストラン『コーゼルパレー』のサンタクロース。
かつての皇妃の住居が現在はレストランになっています。
ここでは美味しいケーキやザクセンのお料理がいただけます。

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