Apr 02 2014

イタリア版お出汁~ブロードの作り方

こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
今年は暖かい日の多かった3月でしたが、4月に入ってもまだ朝晩は
冷え込むことがあり、そんな日は、我が家ではブロードを作ります。
普段も秋~冬の期間は、だいたい週に一度のペースで作るのですが、
これぞイタリアの家庭の味というのでしょうか、日本でいうところの
お出汁で、お鍋いっぱいに作っておいて、空き瓶などに移し替えて
保存しておくと、その週の他のお料理にも応用が効いて、とっても
重宝します。
あまり聞きなれない言葉かも知れませんが、フランス語にすると
ブイヨンで、ブイヨンをもとに作られるスープがコンソメですよね。
コンソメもそうですが、ブロードも大きく分けると3種類あり、
お肉ベース、魚介ベース、野菜ベースです。
各家庭で入れるものなどに多少の違いはあるようですが、今日は
我が家のブロードレシピを公開しちゃいます。
作り方はとっても簡単!まず材料はこちらです。
brodo (1)
基本は、玉ねぎ、ニンジン、セロリにお肉で、我が家では
牛肉と鶏肉を骨付きで両方いれています。
簡単な下処理(野菜の皮むき等)をしたら、大きめのお鍋にお水を
たっぷり入れて、材料を全部いれて沸騰させます。
程なくすると、ご覧のように灰汁(あく)がどんどん出てきます。
brodo (2)
この灰汁が出なくなるまで、何度も丁寧に取り切るのがポイント!
灰汁が出きったら、お塩を適量(2つまみくらい)入れますが、
我が家では、ここに微塵切りにした玉ねぎを1/4個くらい足します。
あとは蓋をして中火で2時間ほど煮込むだけ…するとこんな感じになります。
brodo (3)
お肉の油が気になる方は、完全に冷まして上の油だけ取っても
いいと思いますが、うちではこのまま使用します。
この日は、スープにトルテリーニを入れてプリモにしました。
brodo (4)
そして、出汁は出てしまっても、お肉類も捨てずに活用します。
私はいつも、オーブンで焼いたベークドポテトと一緒に、
粗塩を薄く塗ったお肉を乗せ、さらに焦げ目をつけてメインに
しています。(写真は撮り忘れてしまいましたが・・・)
逆にお野菜の味がお肉に浸み込んでいて、美味しく頂けます。
保存しておいたブロードの応用方法はたくさんあって、野菜を
ハンドミキサーで潰せば、ポタージュ風の違ったテイストになり、
また、トマト缶をたしてトマト味のスープにしたりと応用できます。
そして、リゾット作りに、このブロードは欠かせません!
昨日は、ジャガイモを足して煮込み、カレールーを入れて・・・
お出汁の効いたカレーライスを頂きました(笑)
皆さんも是非お試しくださいね~。
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