May 07 2015

ウェディングドレスコンサルティング vol. 2

こんにちは、海外ウェディングプランナーの厚川です。
先日に引き続き、新サービス、ドレスコンサルティングについて、掘り下げたいと思います。
Q: まずエキスパートとかドレスコーディネーターという名が出ましたが、
こちらの人について紹介をお願いします
林: ドレスコーディネイターそしてウェディングコンサルタントの石井です。
石井の詳細プロフィールは、アップデートしたHPでも掲載させて頂いていますが、
なんといっても特徴は、一定のブランドに属さず、リベラルな立場でドレスショップの
ご案内が可能な点です。更に、ヨーロッパの服飾事情にも精通した知識とキャリアが、
お客様のドレス選びに大いに活かされると思っています。
ということで、本日は石井本人からも挨拶兼、話をしてもらいたいと思っています。
Q: 石井さん、まずは経歴から質問させてください。
ウェディングドレスとの出会いはどんなだったのでしょう
石井: HPのプロフィールなどでもご紹介していますが、
私が初めてウェディングと出会ったのは、ウェディングの
ゴスペルコンサートの通訳としてでした。
そのときに見た美しいウェディングドレスが、これまでのキャリア
とリンクし、ドレスコーディネイターとしてのキャリアをスタートさせました。
Q: プロフィールには服飾関連のキャリアがあるとのことですが。。。
石井: はい、もともとファッションには興味があったのですが、
この仕事を始めて数年経った頃、あるイタリア製のドレスを扱ったことがきっかけで
ヨーロッパのウエディングに興味を持ち、その勢いでイタリアへ渡りました。
現地のアパレル企業での仕事を通じてたくさんの職人たちと出会い、
彼らのものづくりへの情熱を肌で感じながら過ごした日々は、毎日が本当に刺激的で
全てが今に繋がっていると思います。
Q: ヨーロッパに留学経験もあるようですね。
留学時代とウェディングドレスのつながり、それぞれの国の特徴を教えてください。
石井: フィレンツェ、パリ、ロンドンと3カ国3都市での長期滞在を経験しています。
それぞれの国で特徴がありますね。
ドレス大国でもあるイタリアで「美しさ」といえば、健康的な小麦色の肌と
上品かつセクシーであること。友人のドレス選びを見ていても、ボディラインを強調するような
セクシーなものを好む人が多いですね。ドレスだけでなく新郎の衣装代にかける費用も高いのが
イタリアならでは!という感じがします。
フランスでは、素の自分を生かした作り込まないナチュラルさが美しいとされ、
お金をかけたり流行に敏感であることよりも、自分らしさを何よりも大切にしています。
今シーズンのドレスのトレンドのひとつでもある『普段着っぽさ』ですが、
フランスのブランドDelphine Manivet が仕掛人と言われるのも納得です。
ウエディングだからといって頑張りすぎず、ヘアメイクもエフォートレスな感じに
仕上げるのが人気のようです。
イギリスは、やはり伝統とモダンが共存しているのが特徴だと思います。
世界中の注目を集めたキャサリン妃のウエディングドレスは、
Alexander McQueenのSarah Burton氏によるものでしたが、
「英国の伝統と新しさを兼ね備えたドレス」というキャサリン妃のリクエスト通り、
伝統を尊重しつつもクラシック過ぎず、モダンなカッティングが印象的でした。
彼女が愛用していることでも有名なロンドン発のドレスブランド
Temperley LondonやJenny Packham は、
ここ数年日本の花嫁の間でも人気が高まっていますね。
Q: 日本でのウェディングドレス業界で何か感じたことはありますか。
石井: これまでも多くのドレスショップや、プロデュース会社と関わりをもってきましたが、
今消費者である花嫁たちはどんどん賢さを増しています。
でもそれ以上に、インターネットなどの普及により、
抱えきれないほどの情報が消費者に押し寄せているのも事実です。
ウェディングドレスという、ウェディングの成功を大きく左右するアイテムは、
本当に納得し、心から愛せるものを選んで欲しい、とずっと考えてきました。
「限られた予算の中で、なかなか納得のいくドレス選びができなかった」
「持ち込み料が原因で1番着たかったドレスを諦めた」という話は
本当によく聞かれますが、本来はあってはならないこと。
一切の制約を取り払って、もっと自由に、妥協することなくドレス選びをしてもらいたい。
本当の意味でお客様に寄り添ってそのサポートをするにはどうしたらいいのかと考えて選んだのが、
ドレスショップに属さないフリーランスという今のスタイルです。
公平な目線と、これまでの知識とキャリアをもって、
花嫁様が最上の一着を選ぶお手伝いをしたいと思っています。
明日は実際にドレスを選ぶ際のコツについて聞いてみたいと思います。
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