Feb 08 2017
ウェディングフォト&ビデオ 試撮してどうだった??
こんにちは、海外ウェディングプランナーの厚川です。
先日発表させて頂きました、グローバルビデオグラファーが撮る
「ウェディングフォト&ビデオ」
実際、私たちプランナーも、この話がでた際には、
「一人のスタッフが、ビデオもフォトも本当にできるの?!」
と思っていました。
その疑問を解決すべく、先日お客様のご協力を頂き、試験撮影を行なうことができました。
アテンドとして現場に入った、ディレクター林及びプランナー梅田に、
この新サービスについて、疑問をぶつけてみたいと思います。
Q1. 実際現場では、複数の器材を使うことになるんですか?
A1. もともと、フォトグラファーは、撮りたい構図や現場の状況に応じて、
レンズやカメラを使い分けます。簡単に言えば、広角や遠近などです。
ただ最近のビデオはいわゆるビデオカメラではなく、
一眼レフのカメラで撮影することが多いです。
一眼レフカメラを使って撮影するので、
基本はフォトとビデオでカメラを使い分けることはなく、
カメラを変えるとすれば、写真撮影時だけでもあり得るレベルということです。
Q2. 一番心配なのは、二人で撮影するのと、一人で撮影するのでは、
撮影できる量が半分になってしまうのではないでしょうか?
A2. それは私たちもカメラマン自身も一番懸念していた事項です。
ただ結果的に言うと、むしろ一人の方が効率が良い!ということです。
以前のブログでも触れましたが、ビデオは写真よりも撮影が難しくなります。
それは一重に連続したコマだからです。例えば、写真を30秒連写したとします。
その30秒の途中の15秒目に仮にボール(撮影における障害物)が転がってきたとします。
写真はその部分だけを抜き取っても、その前後は十分写真として納品レベルに値します。
一方、ビデオは下手をするとそのボールのせいで、
全体が台無しになってしまうことがあるのです。
そしてそのボールのような存在になってしまうのは、
なんと写真を撮るフォトグラファー自身ということも多々あるのです。
写真を撮るフォトグラファーがどんどん前に出てしまって、
ビデオの中に入ってしまうという現象は結構頻繁に起こりえます。
二人が同じチームであっても、フォトグラファーは積極的に撮っていくので、
どうしても止まって撮影するビデオグラファーに比べて動きが激しくなります。
そのため、ビデオのシーンに入ってしまうことはあるのです。
その点、一人のカメラマンであればその心配がありません!
Q3. そうすると、フォトグラファーとビデオグラファーと二名体制と
一名体制では同じということになりますよね?
A3. 確かにそのように感じるかもしれません。
一眼レフカメラの弱点でもあるのですが、非常にブレに弱いです。
写真は問題ないのですが、ビデオですと特にポジショニングが大切です。
その点でも二名体制ですと、お互いのポジショニングの取り合いのようなことが起こりえます
(喧嘩をするというわけではないですよ)。
フォトグラファーが中心になりお二人を撮った後、同じポジショニングで
ビデオが位置取りし、撮影を開始するよりも、
一台のカメラで撮影した方が効率が良いのです
その場にいるまでは半信半疑だったのですが、実際これは目で見て確信しました!
更には、カップル様にとっても、1回の撮影で両方ができるので、流れが止まらず
より自然な雰囲気で撮影ができるというのもメリットといえると思っています。
Q4. ということはフォトグラファー、ビデオグラファー2名体制より
1名の方が納品数が多いのでしょうか?
A4. もちろん2倍の時間がかかるので、2名体制より数が多くなることはありませんが、
2名体制となんら変わりのない数の納品とお伝えしても過言ではないと思います。
実際に3時間のフォトツアーで平均的にフォトグラファーが撮影するのが、700枚、
今回の試験撮影1.5時間では約350枚が撮れ、
納品枚数には遜色なしといえることが確認できました
後半に続きます!
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