Aug 04 2009
イタリアの元気な野菜たち
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
昨日の日曜日、私の彼の会社の同僚の方の家(畑?)にご招待を受けたので、行ってきました。
このおじさん・フランチェスコは仕事とは全く別に趣味(?)として畑を持っているようで、
毎イースターとクリスマスには鶏を丸ごとくれたり、
自家製のワインやソーセージをくれたり、私の中では鶏(ポッロ)のおじさんと勝手に名づけていました。
私が毎回とても喜ぶのを彼伝いに聞いていて、毎年贈り物は増える一方。
何度もご自宅にご招待を受けていたのですが、実は私の彼はこのおじさんの上司に
当たる人間で、数十人のこういったごつーーーいおじさんをまとめる立場上、
誰か特定の部下の家に行くのを好まず、のらりくらりとかわしていたのですが、
フランチェスコの熱烈なアピール攻撃で、いよいよそのご招待を受けることに。
それもそのはず、フランチェスコは生粋のシチリア人。
人をもてなすのも熱い歓迎をもって、それこそ見返りなどを求めるタイプではない、
本当に太っ腹なおじさん(おじちゃんが正しいかも)です。
畑に着く早々、ご自慢の畑、鶏、鳩など私の手を取り、案内してくれました。
ランチは、取れたてのトマトを使ったブルスケッタ。
パンも自家製で焼いたとのこと。オリーブオイルから、何もかも手作り。
今ではフィレンツェでは休みのランチでもフルコースで頂くことは少ないのですが、
アンティパストの次は、プリモ。ラザーニャを振舞ってくれて、
その後、本格的に鶏や豚のBBQがセコンド、メイン。
自家製のソーセージ(トスカーナ版とシチリア版)をご馳走になり、
最後は手作りのドルチェの正真正銘のフルコース。
そして手土産には鶏一羽と生まれたての卵。
畑に私を連れていって、ほしいだけの野菜を取っていいよと。
いや、そんなに頂いても、今週末ギリシャへ出張だし・・・という私の声など
かき消すように、いいから、いいから・・・と。
もうバイクに乗らないからとやっとご理解頂き、
自家製ワインと自家製トマトソース、ソーセージ、余ったBBQを袋に入れてもらいました。
うーーーん、今日の夜は頂いた巨大ナスにプロシュートとチーズをはさんで
フリットがお勧めの食べ方だそう。
暑い夏だけど、食欲が止まらなくて、ちょっと怖いです。
不覚にもこんなに興味深いフランチェスコのご招待なのに、カメラを持っていくのを忘れました。
そのため、家に帰ってきてから、野菜たちを撮影しました。
手前はバジリコ、巨大な葉に、同じ家庭菜園(っていってもテラスですが)とは大違い。
なすは宝石のようなきれいな紫色。手前のナスはかぼちゃのような形でかわいくてもらってきました。
右の一瓶のトマトソース(純粋にトマトだけ)を作るのに、3kgのトマトが必要とか。