Aug 12 2009

Fly with Baboo?!

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
ここ近年、ヨーロッパのフライトはEU化したことによってか、小さな名も知らない
飛行機会社がどんどんと参入してきていて、大手が王道の路線を王道の価格で売るなら、
小さなエアーラインは欲しかったマイナー都市を結び、着々と売り上げを伸ばしてきています。
私もウェディングもハイシーズンに突入し、1週間に1度程度フライトに乗ることもしばしば。
ウェディングのロケーションは決して立地の良い首都とは限りません。
例えば、ミラノやローマのウェディングよりもフィレンツェやナポリ(アマルフィ)の方が
人気があったり、首都とは言えど、ロンドンやパリ、フランクフルトのように
ビジネス都市ではない、アテネやプラハなど、そういったところへの移動には
本当にこういった小さい会社の路線が役に立ちます。
全ての路線に乗ったことはないですが、サービスはさまざま。
そんな中、この間、モナコ(ニース)からサントリーニへ移動しなければならない
スケジュールが発生。パリ-アテネ間も1日2便くらいの数なのに、ニースからの乗り継ぎ
さらにはサントリーニまで飛ばなければならないと、必死にフライトを探しました。
そしてヒットしたのが、Baboo Airline。バブー?え?バンブー??なんて思いながらも、
調べてみると、どうやらスイス・ジュネーブを拠点としたフライト会社。
フライト会社の選択を間違えると、机上ではスケジュール通りに動いても、
実際はサントリーニ便に乗り継ぎができないリスクもかなり大。
やはりその点大手はフライトが遅れることが少ないので、何かと安心。
本当に選択を間違えると、往路5時間、な~~~~んにもない空港で
過ごさなければならないことも大いにありうるわけです。
しかし、スイス。イタリア、ギリシャやフランスの会社よりはしっかりしてそうだし、
時間も結構間違いなさそう。ジュネーブに一度降りるようですが、
他の選択肢は机上のスケジュールでも無理がある。
致し方ない、Babooに賭けてみよう!と。
そして前日、明日Babooというエアーラインに乗るんだ・・・と電話でパートナーに
報告したところ、『Good Luck・・・(苦笑)』
しかし、Babooは侮ってはいけなかった。私のスイスへの信頼は見事にヒットしたのでした。
スケジュール通りに離陸したのは当然のこと、サービスがとてもユニークだったので
ご紹介します。
ヨーロッパ線は日本の国内線に相当するようなもので、長くても2時間程度。
そのため、飲み物とよくてスナックがサーブされるのですが、
このBabooではフィンガーフードが出されるのです。
飲み物に続いて、出されたのが、アペタイザーと思われるモッツァレラチーズと
ミニトマトのスティック。そしてメイン(?)のオリーブのミニコロッケとツナの巾着風揚げ物。
いわゆる、機内食のあのトレーではなく、クルーの人がかごに入れて
サービスしてくれるので、なんか食指も沸くのです。しかも揚げ物なんて熱々!
すっかり興奮して、一つ一つのフィンガーフードを写真に取りました。
これならフライトがなんか楽しくなりそう。なんて、単純だったかしら・・・。
熱々の揚げ物!(小さいのにとっても満足)
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トレーにのってこないだけで何となくオシャレ感いっぱい♪
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