Aug 16 2009
ホテル Andanaでのお食事
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
彼のBDに招待してもらった(海外では祝われる人が招待することがあるのです)
ホテル AndanaのTrattolia Toscanaでのお食事をレポートしたいと思います。
Andanaのような海に近いホテルは8月15日前後はトップシーズン。
フィレンツェがこの日静まりかえっているとすれば、
アンダーナのレストランは大いににぎわっていました。
イタリアも例に漏れず、昨年末から大不況が押し寄せました。
観光で生計を立てているこの国は、アメリカの経済危機をそのまま受け、
ホテルもレストランも人件費を削減して、なんとかしのいでいます。
そのため、サービスも当然のこと、質が下がってきます。
そんな中、アンダーナは全くそんな煽りをうけていないかのように
スタッフの数は充実しており、サービスもすばらしかったです。
最初に頂いたベリーニ(桃とプロセッコのカクテル)は1杯14Eもするものの、
桃もふんだんに使っていて、納得のいくものでした。
パンの種類もとても多く、サイドについたディップがとてもおいしかったです。
私は前菜はプロシュートとイチヂクを頂きました。
このプロシュートがまたとても絶妙です。
彼は魚のマリネのブルスケッタ。もちろん見た目もとてもおいしそう。
プリモは割愛し、セコンドでメニューにあった豚のステーキを頂こうと思ったのですが、
今日は子豚の丸焼きがあるとのことで、そちらを二人でシェアーすることに。
皮はパリパリで、ソースがあっても、なくてもどちらでも楽しめるものでした。
私はデザートはパス。グラッパも試飲が出来て、自分の好みのものを選べます。
いつものごとく(?)、グラッパ下さい・・・と頼むと、
『ちょっと待って下さいね。お勧めの2本を持ってきますから。味を選んでから決めてね!』
見事私たちは別々のを選んで、そういった過程もとても楽しめるものでした。
ちなみにチャペルのことを聞きましたら、どうやらサンクチュアリーがあるもので、
本当の宗教的な意味を持つ教会らしく、日曜日はきちんとミサをしているとのこと。
クリスチャンでない人の結婚式を受けてもらえるかは、わからないとのことでした。
また海へは近々行くことがあるので、そのときにアポを取ってみてきたいと思います。
サービスはアットホームの中にもフォーマリティあり。
オープンキッチンで、シェフたちの手元が良く見える!
充実したパンたち。左のグラスに入ったのが、ベリーニ(結構飲んだ後ですが)
マリネののったブルスケッタ
プロシュートとイチヂク
子豚の丸焼きをサービスしてもらっています