Oct 07 2009

ドイツ・ノイシュヴァンシュタイン城挙式-番外編

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
挙式の話の前に、ちょっと小休止、番外編に行かせてください。
前々からドイツ人のしかもバヴァリアン(バイエルン州地方に住む人たち-英語読み)には
絶対この地域で挙式を扱ったほうがいいよ・・・と言われていたのですが、
思わず頷いてしまうほど、本当に美しいところでした。
ただ、ドイツ。意外や意外にも泣かされた面も多かったのが事実です。
これから旅行される方、自力でお城に行く方も多いと思うので、その方々のための情報です。
まず、Cash主義であること。
確かにホテル併設のレストラン等で食事を取ればきっと問題ないと思うのですが、
街中のこぎれいなレストランで食事をした場合、カードは一切使えません。
旅行中は現金はなるべく持ちたくない主義の私は、正直びっくりしました。
イタリアでももっと小さなトラットリアでカードが使えるのに、一切NG。
VisaやMasterに限らず、アウトです。近くにATMもないので、本当に大変でした。
ちなみにチケット売り場ではカードOKです。
インターネットがない!
お城の近くの街中のホテルに泊まったのですが、インターネットがない。
コストがかかるとかかからないの以前に、この時代、ワイヤレスが一つも引っかからない。
インターネットはフュッセンまで行かないとダメとのこと。えーーー!!!
しかもインタネットカフェはあったものの、ワイヤレスがなく、
併設のPCを使わなければなりません。当然日本語もダウンロードされていないため、
お客様にローマ字で返信する羽目に。これも痛かったです。。。
電車は意外に不親切?
フュッセン駅で予め帰りの電車の時間を調べていましたが、チケット売り場は無人。
さっすがドイツ、すべて機械化されているのね・・・なんて思っていましたが、
まずはその機械、言語を英語にしても全てドイツ語で表示されます。
イタリア語は?もちろんドイツ語表示。日本語はありませんし。。。
しかもチケット1枚大人とかそんな生易しいものではなく、XXカードは持っているか、
どのルートで行くか、そんな質問をドイツ語で理解できるわけがなく、
(恐らく親切で聞いているのだと思いますが、ドイツ語がわからない以上、
シンプルにしてくれた方がよほどいい・・・)
致し方なく、後ろの人に聞きながら、なんとかチケットゲット。
かなり余裕があったのに、ぎりぎりに飛び乗りました。
後ろの人も買えたことを祈ります。
それにしてもフュッセンの駅、ドイツ人より外国人の方が圧倒的に多い町。
ドイツの中でも大きな観光地の一つだと思うのですが、あまりにも不親切では・・・
と思わざるを得ません。
そして、時刻表。これにも泣かされました。
基本的にガイドブックなどを買わずに出張し、わからなければ聞くというスタイル。
もちろんドイツでも同様です。しかも英語通じそう、近代化されているし、
最悪ネットをつなげれば・・・なんて思っていたのが全て裏目に出ました。
それを象徴する出来事は、帰りの電車です。
行きは空港で有人カウンターでチケットを購入したため、全く問題なし。
帰りはフュッセン駅に着いたときに確認しておきました。
事前に確認した時刻表にはMunich MB(だったかな?)+マーク。
Munich MBとは空港のことだと思い、そこから逆算しました。が、これが大きな間違い。
はこの駅で空港行きの電車に乗り換えられますよ・・・という意味。
まんまと間違い、そのMBからはさらに空港まで1時間。
向かう電車の中で、なんかやたら時間がかかるな。この調子で空港に着くのかな・・・と
車掌さんに聞いて、MBで乗換えだよ・・・と言われて気がつき、地図を広げ、
空港へ向かう幹線道路近くの手前の駅で下車、タクシーに飛び乗り、
何とか間に合いましたが、うーーーーーーーん、ちょっと紛らわしくな~~い?
と憤慨してしまいました。
きちんと調べている人やネットで買っている人はなんら問題ないことなのですが・・・。
意外にドイツってわかりづらい国だなと思いました。
でも空港は無人チェックイン、荷物も無人でできて、そのギャップに苦笑してしまいました。
ドイツのこの辺りの家はこのように花でデコレーションされてとてもかわいい。
ger20
ドイツ名物、白ソーセージ。でもクレジットカードが使えない!
ger21
ドイツの駅(フュッセンではありません)
ger23
ノイシュヴァンシュタイン城から眺めるホーエンシュヴァンガウ城(右)とアルプ湖
ger22

© 2005-2024 le Maestro. All Rights Reserved.

本サイト及び弊社ブログに掲載されているお写真及び著作物は全てにおいて無断での引用・転載をお断りしております。必ず弊社にお問い合わせ下さいませ。