Dec 07 2017
ちょっと足を延ばして:ベルギー・ブリュッセル編 Vol. 1
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの石井でございます。
ル・マエストロではあまり馴染みのない国ベルギーを今回はご紹介します。
ベルギーって良く聞くけど、実際どこにあってどんな感じ?と、思われる方も多いのでは?
日本で大旋風を起こしたベルギーチョコや漫画「タンタンの冒険旅行」などなど、実は色々と知られているのですよね。また、ファッションがお好きな方は、ベルギー出身のデザイナーの名前が頭に浮かぶのでは…?
つい数年前まで日本からベルギーへの直行便がありませんでしたが、現在は成田〜ベルギーの首都、ブリュッセルまで全日空が直行便就航となったそうです。
ただ、ヨーロッパはほぼ陸続きで行けてしまうというメリットがありますので、フランス・パリやオランダ・アムステルダムから電車(タリス:Thalys)にて、陸路で向かうことが可能です。
このタリス、前述のフランス、オランダのみならずドイツにまで渡る長距離電車で、ベルギーを含め、4カ国を駆け抜けています。
https://www.thalys.com/fr/en/
私がベルギーを訪れた時は、フランス・パリからこのタリスに乗り込み、1時間30分という速さで到着。パリ北駅のプラットフォームでは、大きいスーツケース等は、ちゃんと係員が専用のカーゴに運んでくれます。乗車中も、陶器のティーカップでお茶と簡単なクッキーがサービスされます。
なんだかオリエント・エクスプレスに乗車しているような(乗ったことないですが)優雅な気分に。イタリアの電車に乗り慣れている身としては、とても丁寧なサービス。電車の中は、フランスを始発地点としていても、ベルギー、オランダ、ドイツなど大柄長身の方が多い国に向かうためか、頭上の網棚がやたらと高いイメージがありました。
さて、そうこうしているうちにベルギーの首都ブリュッセルへ到着。ベルギーは、フランス語とフラマン語(オランダ語の一種)の二ヶ国語が公用語となっており、ブリュッセルは首都ですので、両方通じるのですが、ややフラマン語よりのようです。ただ、ヨーロッパは北へ行くほど英語が通じやすいような気がします。
肝心のブリュッセルですが、市の中心にあるグラン=プラス(Gland-Place: 大広場)があり、世界一美しいと言わしめています。
この大広場はブリュッセル市庁舎を有し、夜になると仄かにライトアップされる姿が更にこの広場を輝かせます。
この大広場では、2年に一度、広場を埋め尽くすフラワーカッペットの催しが開かれます。次の開催は2018年8月を予定しているそうです。ちなみに、前回の2016年は、日本とベルギーの外交150年記念として、テーマの図柄は日本だったそう。
フラワーカ-ペットの時期でなくとも、この広場はとても見応えたっぷりですよ。
もちろんこの広場以外にも見どころは沢山。ヨーロッパ連合(EU)やNATO(北大西洋条約機構)の本部を有しております。またベルギーは王国であり、一部一般公開されている王宮も見どころ満載です。
そんなブリュッセル市街において、外せない一つが小便小僧!世界各地に存在するこの像ですが、起源はここブリュッセルのようです。実際に現在設置されているものは紛失によりレプリカとのこと。世界各地から贈呈される膨大な数の衣装持ちで、日によって衣装替えされます。衣装は、市立博物館に展示されています。
明日も、まだまだ続きます。