Dec 14 2017
パリ合宿こぼれ話:パリで買い物その1
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
9月下旬からパリで行いました合宿中は、以前にこちらのブログでもご紹介しましたように、新ロケーションの開拓としてパリ市内の5つ星ホテルを訪れましたが、大半はスタッフ一同が久々顔と膝を突き合わせての会議が中心となりました。
そんな中、限られた中での自由時間は朝!
幸いなことに滞在したアパルトマン付近には朝7時半や8時からと早くお店を開店させているスーパーが多く点在しました。
その中には、Franprix、Monoprix、Carrefourなどフランスでは有名なチェーン店も。
フランスに住んでいれば珍しくもないお店の数々ですが、イタリア在住としては売っている品々がやはりイタリアのスーパーとは違い、見ているだけでテンション上昇です。
特に朝食用と思われるマドレーヌやワッフルなどは、一際目を惹きました。
その中で、フランスに来たら必ずと言ってよいほど購入するものが、バター!
バター…?と思われるでしょうが、やはりフランス製バターの濃厚さ、マイルドさ、種類の豊富さは、他を追随させません。まして、同じものでもフランス国外での価格とは比にならないお安さです。
以前にご紹介しました、ボルディエバターもそんなバターの一つですが、今回は時間がなく、購入出来るお店を訪れる機会がありませんでした。
しかし、パリ市内に点在するMonoprixで購入可能なエシレバター(ÉCHIRÉ)は購入できました。
日本でも有名人気なバターですよね。フランスで購入すればもちろん安く購入できます。
野菜のソテーに使ってみたり、もちろんアツアツのパンに塗って食べるだけでも、至福です。
今回、もう一つパリで購入したものがあります。
それは、イギリスのアフタヌーンティーでは欠かせないクロテッドクローム。スコーンにたっぷり塗って味わう、あの罪悪感たっぷりの濃厚なクリーム。
しかし、なんでそれがパリで?? と、思われますよね。
もちろん、今回のパリで購入することを密かに狙っていた訳ではありません。
パリ滞在中のある日の夕食時に入ったビストロのすぐ数軒先のMarks & Spencer Foodという看板の文字が飛び込んできました。あれっ? Marks & Spencerってイギリス老舗の服飾を扱うデパートだ!けれども、Food…ってことは食品専門なのだろうか?
とパリ在住のスタッフの梅田に聞きました所、パリ市内にいくつかお店があり、やはりイギリスのものを中心に扱っているとのことです。
その中にはイギリスを代表する文化の一つであるアフタヌーンティーには欠かすことの出来ない、クロテッドクロームが!
手作りするには一手間かかるけれど、イタリアでは購入出来ないもの。お菓子作りには一格言ある梅田曰く、パリの5つ星ホテルのアフタヌーンティーでさえ出てこない…無いと興ざめする程のものです。
日によっては完全売り切れしていることがあるようですが、今回は幸運にも購入出来ました。
イタリアに戻ってきてから早速、朝食パンに塗って!やっぱり、美味しい。
地理的に物理的に購入出来ない場所にいることが幸いするほど、危険な誘惑のある、なんともハマってしまうお味です。
しかし、パリはやはりヨーロッパ最大の都市の一つ。何でも手に入ってしまう、魅惑的な街だと今回の訪問で再認識したところです。
パリに行くことがありましたら、いえ、むしろイギリスですが…是非ともお試しください!