Jul 15 2010
ウェディングプランナーという仕事 密着です!
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
今日はウェディングプランナーという仕事について、
先日プラハで結婚されたお二人のお写真をお借りして、
公開させて頂きたいと思います。
今回はこのお二人のトータルコーディネーションをさせて頂いた榎本に密着です。
特に現地に行ってから、榎本の仕事はどんなものでしょうか。
ウェディングプランナーの仕事を目指す方はもちろん、
花嫁さんにもぜひ読んで頂けたらと思います。
まず、前日にお客様との打ち合わせを設けます。
お客様には日本で一度お目にかかっているケースとかかっていないケースがありますが、
今までの何十回のメールのやり取りで、初めて会った気がしません。
この日、現地コーディネーターとの打ち合わせに始まり、
フォトグラファーとの打ち合わせ(プラハ限定)、そして教会の打ち合わせと
多忙なお二人でしたが、和気藹々とした中で進みました。
リハーサルメイク等をお申込の方はこの前後に行います。
その後、お客様のご希望によって、一緒に観光に行ったり、
(そのときはカメラマンになって、色々普段着のお二人を撮影します)
もしくは現地コーディネーターとのより密な打ち合わせが必要なときもあります。
現地のお花事情を調べたり、翌日のフォトツアーで回る新名所をチェックしたり、
もしくはお客様のお部屋にお伺いして、ドレスの状態を調べたり、
これと言ったマニュアルはないのですが、そのときの状況によります。
*この日はプラハをご一緒に散策しました。
最後にもうすでに私たちの中では伝説化しているのですが、
前日にテルテル坊主を作って就寝です。
翌日、テルテル坊主のおかげでしょうか、天気に恵まれたプラハ。
ヘアメイクのスタイリストが着く30分前にお部屋に到着します。
準備風景も素敵な思い出になるので、お部屋を片付け、写真に写りそうなものは撤去します。
また出発後に必要なものをお預かりしておきます。ハンカチなどもそうですが、
カメラ等もお預かりして、時間があるときに写すこともあります。
ヘアスタイリストが到着。その都度の通訳ももちろんですが、
日本人ならではの意見を伝えるのも重要な仕事。
ただ通訳するのではなく、お客様の意向をどれだけ汲み取れるかが一番のポイントです。
どうしてもスタイリストに意見が言えなかった、外国人のスタイリストは意見も強く、
ご新婦さんが自由に意見が言えない雰囲気があるので、
ここは私たちが具体的にどんどんアドバイスをしていきます。
*ヘアアクセサリーをつける位置をスタイリストと一緒に確認。
『これは・・・ちょっと濃いと思うのですが、大丈夫かしら?』
『あ、やっぱりそう思われます?私もそう思ってたんだけど、言いづらくて・・・』
こんな会話はしょっちゅうです。
でも実際スタイリストは花嫁さんが喜んでくれるのを一番嬉しいと思っているので、
どうか躊躇せずにお知らせくださいね。
気に入らなくて、一生に一度のウェディングを不愉快な思いで過ごした・・・と
後から聞くほうが、何倍も辛いのです。。。
そしていよいよブーケが到着です。ブーケが到着後はドレスや指輪と一緒に小物撮影。
もちろんプロにお願いすることもできますが、
この瞬間(ドレスを着る前)からプロにお願いすると、拘束時間が長くなってしまうので、
フォトツアーの時間を十分確保するためにも、準備段階の撮影は私たちで行うことは多いです。
そしていよいよドレスに着替える時間です。ご新郎にもこの辺りで着替えをして頂きます。
さあ準備が整いました。お時間がある際はお部屋の中でこんな撮影も。
挙式の写真もいいけれど、行く前の緊張感のあるこういった風景もいいですよね。
そしていよいよ出発です。
車の乗り降りには細心の注意を払います。
ベールをつけたままだと、車にも乗りづらいし、しわにもなりやすいので、
ベールは最後の瞬間に。
挙式の前に会場の装花をチェックし・・・、
そして挙式中は通訳やアテンドとしてお二人の式を見守ります。
フラワーシャワーでお二人を祝福。
フォトツアーに出発します。
新郎にドレスの持ち方などを伝授。
私たちがドレスを持つことも可能ですが、そうすると私たちが写真に入ってしまうので、
なるべくお二人だけで歩いて頂くようにします。
自然な撮影を心がけるカメラマンが多いので、移動中も撮影対象になります。
お二人のカメラや自分のカメラで撮影することも。
プロのカメラはお二人も意識してしまいますが、私たちのカメラには
あえてカメラ目線でない写真や自然な笑顔が残ります。
また第三者の目として、新郎の影が新婦を覆っていないかなどもチェック。
フォトツアーの際にドレスの裾を直したり、ベールを持ったりすることも。
実はこの写真も・・・、
榎本が裏でこうやってベールを抑えているのです。
フォトツアーの時間管理も。フォトグラファーは夢中になってしまうと
時間を忘れて、一つの場所で長々と撮影をすることもあるので、
タイムキーパーとしても管理していきます。
ブーケトスをしたいという新婦のご希望でしたが、残念ながら周りに対象となる人がいなかった。
そこに、かわいい女の子が・・・。ご希望に副えない場合は
代案を考えたりするのも私たちの仕事。
そして無事フォトツアー終了。ホテルに戻り、ホテルで自分のカメラで撮影。
お客様がドレスを脱ぎたいというまでお付き合いします。
*使わなかったティアラをつけて撮影。
そして、ドレスを脱いだ後は染みや汚れをチェック。
早いうちに取れるものは取り、パニエなどはたたみ、荷造りの負担を少なくします。
お食事などの手配が必要であれば、それをお手伝いし、
ウェディングプランナーの1日が終わります。
詳しいお二人のプラハ挙式のご様子は明日公開です!
お楽しみに・・・。
いつも読んで下さってありがとうございます。
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