Feb 17 2011
イタリアのバレンタインデー
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
先日の厚川の記事に引き続き、今日はイタリアのバレンタインについて
お知らせしたいと思っています。
フランスが空気感のある「アムール」なら、イタリアはコッテコテの「アモーレ」
のようですが、意外に軽い感じなのがバレンタインです。
我が家は主人が全くそういうものに興味がないため、
他人様のお話をご紹介することになりますが・・・。
イタリアのバレンタイン事情を探るため、バレンタインが過ぎた翌日、
色々根掘り葉掘り、主人に聞いてみました。
「うちの会社の後輩たちが「彼女たちが昨日帰っていたら、夕食を作ってくれていたんだ~♪」って
話してたな。そういえば、昨日バレンタインだったんだよな」
「え?バレンタインって何を料理してたの?」「魚だってよ」
「魚?どんな魚??」「しらねーよ」「なんで魚なの?」「神聖な感じがするんじゃん?」
なんと頭悪い会話だなぁと自分でも苦笑してしまいましたが、
どうやら、バレンタインは魚を食べる習慣があるのか、
もしくは毎日肉を食べなれたトスカーナ人は魚にすることによって、
高級感が漂うのか、よくわかりませんが、とにかくその2人のカップルは
それぞれ魚を食べたよう。
そして週末に行った魚屋さん専門のスーパーでも、「月曜日は終日開いています」と
大きく掲げられていました。通常スーパーの魚売り場は日曜に漁に出ないため、
品数が少なく、閉まっている魚屋さんも多いので、やはりバレンタイン効果です。
「何かプレゼント贈ったのかな?」「うん、チョコレートかなんかじゃん?」
そう、イタリアでも日本やフランスに続き、チョコレートはバレンタインのプレゼント
で上位に上がる品でしょう。そして、下着やワイン、お花などももちろんです。
厚川も説明していましたが、ヨーロッパのバレンタインは日本のクリスマスに近い気がします。
よく「日本のクリスマスってどんな感じ?」と聞かれると、「イタリアのバレンタインみたいな感じ」
と答えています。なので、二人で愛を語りあい、プレゼントを贈りあうというのが一般的な過ごし方。
プレゼントはクリスマスに比べると、予算も少なくなり、大体10~20Eくらいでしょう。
レストランで過ごすカップルもいますが、上記のように自宅でゆっくり2人だけで・・・というのも
根強い人気のようですね。
さて、私たちの会話の結末。ブログのために色々詰問した私を何を勘違いしたか、
主人は「でもさ、あいつら30歳だしさ・・・」「ん?どういう意味??」「いや、ほら、若いってことよ」
「若い・・・って何?・・・!!!あ~~ぁ、わかった!」
要は自分は何も贈りもせず、バレンタインを見過ごしたことを責められていると思ったらしく
「自分たちはそんなにバレンタインで浮かれるほど若くないから、別にいいよね・・・」と
暗黙に言いたかったようです(笑) だったら、チョコ一つ買ってくればいいのに・・・。
もっちろん日本のバレンタインの習慣なんて口が裂けても言えず・・・。
いつも読んで下さってありがとうございます。
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