Feb 08 2013

世界遺産アマルフィ海岸でのリーガルウェディング

こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
今回は、昨年の7月に南イタリアのアマルフィ海岸にある小さな街
ラヴェッロの市庁舎で行われたリーガル(シヴィル)ウェディングに
ついてご報告させて頂きます。
こちらのカップルは、お二人が付き合い始めた記念日当日に
海外でリーガル挙式をし、その日付で「**国方式で婚姻」と
日本の戸籍に載るという点に着眼されて、お問い合わせを
頂きました。
ヨーロッパでも、その国にレジデンス(住所)を持たないと
市庁舎での挙式が認められない国(フランスやスペインなど)と
外国人の非居住者でも、きちんと書類上の手続きさえ踏めば
リーガルウェディングができる国(イタリア、ドイツ、ギリシャなど)
とに分かれます。
お二人のご希望は、リーガルかつ滞在型のようなのんびりした
気分が味わえるウェディングとのキーワードを頂いておりました。
そこで、ご提案させて頂いたのは、ラヴェッロ市で所有している
見晴らし展望台公園を使用する、世界遺産の絶景を眺めながら
挙式が行えるリーガルウェディングでした。
ラヴェッロ市庁舎そのものが、街の高台に立地しているのですが、
すぐそのお向かいにある5つ星ホテルに滞在し、その並びにある
市所有の公園のテラスに挙式場所を設置して、市長(または代理)
自らが司式を執り行ってくれます。
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もちろん結婚したカップルの名前も、その市役所の名簿に記録が
残りますし、市(=その市が属す国)が公的に認めるセレモニーと
なるため、式中で宣誓した内容をカップルと証人がきちんと理解
していなければならないため、通訳を立てる必要があります。
まずは、前日に市庁舎に赴いて、身分の証明と申請内容の確認ほか、
一通りの説明を受けて、書類にサインをします。
リーガルウェディングの場合、この前日(または前々日)の出頭が
欠かせません。
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そして迎えた挙式当日、絶景の海岸線を眼下に望むテラスは
こちらです!7月の南イタリアは陽射しも強いため、特別に
大きな日よけのパラソルを設置してもらいました。
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挙式の進行は、こちらのラヴェッロ市長自らが執り行います。
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そして、市に保管される書類へ、式を司り誓約の確認をしました
という意味で市長自身も署名をします。
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最後にラヴェッロ市から、結婚したカップルへ記念の品が
贈与されます。ラヴェッロ市の歴史と変遷が書かれた写真集で、
「この本を見てラヴェッロのことを思い出し、次回はお子さんと
一緒にまたこのラヴェッロを訪れて下さい。」というお言葉を
頂きました。
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そして、婚姻証明書の詳細を説明を受けながら確認します。
こちらは、あとで日本語に翻訳され、それをお住まいの
市区町村に提出して頂くのですが、これにより日本で婚姻届を
提出して頂いたように処理され、現地で挙式を行った日に
イタリアのラヴェッロにおいて、「イタリア共和国方式で婚姻」
という風に戸籍に記載されます。
後日、区役所で戸籍を取り寄せて確認されたお二人からは、
「この記述を見たときに、あのラヴェッロでの結婚式を思い出し、
とても幸せな気持ちになりました。」という感想を頂きました。
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そして、市長と一緒に記念写真の撮影です。
背後には、絶景のアマルフィ海岸が見下ろせます!
ご夫妻も、近い将来お子さんと一緒にこのラヴェッロの地を
再び訪れたいとおっしゃっています。
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