Jan 27 2020
イタリアンリビエラ・何食べる??
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
リグーリアはイタリアンリビエラの別名を持つくらいですので、魚介はどなたもが想像するところだと思います。しかしながら、イタリア人にはリグーリアと聞くと、これ!と思い出すものがあります。今日はそちらをご紹介したいと思います。リグーリアに旅行される方はぜひ試してください。
まずはリグーリア州の州都ジェノバと聞けば、そう、ジェノベーゼ。バジリコベースのイタリア料理の基本の基本です。今回は老舗のレストランでペスト・ジェノベーゼを一から作る過程を見せていただきました。
イタリアでは、「ジェノベーゼソース」よりも「ペスト」で通じます。本来は機械を使わず、手でバジリコや松の実、チーズなどを押し潰して作っていくものなのです。しかし家で実際やってみたけれど、なかなかうまくいかないものですね。さらに人数分作るのは結構骨です(笑)ぜひ本場でジェノベーゼのパスタを試していただきたいなと思います。
街中には元気いっぱいのバジリコが売られています。
伝統的な作り方は機械を使わず、手作りに。バジリコ、ニンニク、松の実、岩塩、パルミジャーノチーズ、サルデニアのペッコリーノチーズをつぶして作っていきます。
ハンドメイドのニョッキと絡めたら絶妙!
もっちりとしたニョッキにバジルの香りをふんだんに味わえる一品です
続いて、ジェノベーゼと同様にリグーリアに来たら、絶対に試していただきたいのが、フォカッチャ。トスカーナのものはオリーブオイルをふんだんに使ったシンプルなものですが、リグーリアのはオリーブオイルだけでなく、チーズもふんだんに使われたものが人気があります。夏のバカンス時などは、海風を感じながら、おやつ感覚で食べるのも美味しいです。焼き立てが食べられるお店もあるので、是非試してみてください。
こちらはサンタ・マルゲリータ・リグレから電車で移動した小さい街、Camogliで出会ったフォカッチャのお店。店先で売っているものは真裏で職人さんが作ったもの。
チーズをふんだんに取り入れるのがリグーリア風。
店頭では切り売りされています。チーズがトロっトロっっ!