アマルフィ海岸での挙式　どこでする？？

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
昨日は一日外出していて、ブログのアップが遅くなり、ごめんなさい。
昨日の続きです。イタリアのアマルフィ海岸でのウェディングにロケーションが決まりました。
ただアマルフィ海岸と言ってもウェディングの場所としては色々な選択肢があります。
今日は大きく分けて、3つの都市についてご説明させて下さい。
アマルフィ海岸とはサレルノ県にまたがる40kmの海岸線のことを指し、
アマルフィ市のみのことを言っているのではありません。
小さいいくつかの市はこの海岸線に属していますが、一般的に観光地として見所があるのは、
恐らく、アマルフィ、ラヴェッロ、ポジターノ、この3つになると思います。
アマルフィ市はイタリアの海洋４大都市として数えられ、中世時代には
ヴェネチア、ジェノバ、ピザの４都市と対抗するほど栄えていました。
現在もこの名残があり、この４都市はよく海洋祭りなどを行っております。
アマルフィ市の見所はなんと言っても大聖堂でしょう。
市内の真ん中に位置し、見るものを圧巻します。
しかしながら、逆に言えば、残念ながら、遠く日本から来た観光客の見所となるのは
この大聖堂のみと言ってもいいかもしれません。
事実、私もウェディングのロケーションとしてはアマルフィをお勧めしていません。
最大の理由は海と市の間を道路がさえぎり、どうしても通り道という感じが否めないのです。
実際、アマルフィ市自体、さほどリゾート地といった華やかさはありません。
意外にこれだけ？というのが本音でしょう。
それと対抗すると言っては変ですが、ポジターノは雑誌の表紙を飾り、
ここがアマルフィ？と勘違いする人も多いほど、華やかです。
大きな幹線道路（っていっても２車線やっとですが）から市内へは１本
入り込みますし、さらにセンターは車が入れず、海とリゾート地が一体になった、
まさにいわゆるイタリアンリゾート。ブーケビリアが咲き乱れる小道から
海へ向かう道は本当に海外だなぁと実感するひと時でしょう。
その道にあふれるお店なども色とりどりで、散策もとっても楽しいです。
ポジターノの見所はこういったお店や散策のほか、大聖堂となるアッスンタ教会です。
ポジターノのどの辺りからも大抵目に入るモザイクのクーポラ。
教会の華やかさも色を添えているといえるでしょう。
ポジターノが底抜けに明るいリゾート地だとすれば、ラヴェッロは大人の雰囲気を
備えた隠れ家リゾートという感じです。
選ばれた、知的な香りのするラヴェッロはアマルフィからさらに３０分ほどバスで
高台に上がっていきます。
音楽家・ワーグナーに愛されたこの町は美しいヴィラが立ち並び、
現在は世界を代表するホテルになっています。
庭園も手入れされ、ポジターノのようなブーゲンビリアが咲き乱れるというイメージは
ないですが、シックなイメージです。
こちらもセンターには車では入ることができないため、非常に落ち着いた感があります。
夏にはラヴェッロの屋外音楽祭は有名で、ぜひ一度は訪れてみたいものです。
明日はゆっくりといくつかのお勧めのロケーションをご紹介します。
アマルフィ海岸の見所　大聖堂

ポジターノの教会　クーポラとブーゲンビリア

大人のしっとりさを持つラヴェッロ