パリ郊外のランブイエ城へ行ってきました！

こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
昨日のパリ市内の情報に続いて、パリ出張中に足を延ばして視察を
してきた郊外のお城をご紹介したいと思います。
パリから南西へ約50km、イヴリーヌ県ランブイエの町にあります。
車だと1時間強の場所なのですが、モンパルナス駅から急行列車
に乗ると、ヴェルサイユの次の駅がランブイエ（Rambouillet）で、
約30分で到着できます。
駅からは徒歩で15分ほどでしょうか。城下町の面影が残る通りを
歩いていくとお城の入り口に到着します。

14世紀に建てられたこのお城は、代々の城主によって次第に軍事用から
行楽用に改装されていったもので、歴代のフランス国王が別荘として滞在し、
広大な森で狩りを楽しんだそうです。
現在では大統領の別邸として世界中の要人も訪れる重要な場所となり、
1975年に開催された第１回主要国首脳会議（サミット）の会場となった
歴史的な場所でもあります。
城内は一般公開もされていて、ガイドツアー（フランス語）でのみ見学が
可能です。ガイドツアーでは、城内だけでなく離れにあるルイ16世が
マリーアントワネットのために建てた酪農場や貝殻のコテージなども
訪れるようです。
庭園側からみたランブイエ城

上の写真も下の写真も、よく見ると土が盛り上がっている部分が目につきますが、
ちょうどお花の植え替えをしている時期だったため、お花が全くありませんでした。

最近は、パリ市内のフォトツアーに郊外のお城での撮影も加えたいという
お問合せが増えております。
城内は撮影禁止ですが、庭園内でしたら、撮影ロケーション費を支払うことで
許可をもらえます。
そして、敷地内のフランス式庭園や運河は市民に開放されています。
特に私が訪れたのは日曜日の午後だったため、子供連れの家族の姿が
多く見られました。


子供のあげる餌にたくさんの鴨が群がっていました！

敷地内に植林されているツツジは満開を迎えていました。

そして、シンプルですが噴水もあります。

帰路は、このプラタナス並木を歩いていくと、駅に近い方の出入り口に出られます。

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