Jun 23 2014
ウィーン名物❝ウィンナーシュニッツェル❞の元祖は?!
こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
先日、プラハで挙式をされたお客様のアテンドで、ウィーンに立ち寄ってまいりました。
そこで、ちょうどお昼時だったので、ウィーンの名物料理でもある仔牛のカツレツ=
ウィンナーシュニッツェルを頂いてきました!
お皿いっぱいにこのボリューム!
カツレツの下には、付け合わせのポテトと風味付けのレモンが隠れています。
表面積の大きさの割りに、お肉は薄く延ばされていますし、カラッと揚がっていて
食感も軽いので、お腹がペコペコだった私は完食してしまいました!
私の住むミラノでも、名物料理の一つにミラノ風カツレツ=コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
があるのですが、似ているようでちょっと違うなーと感じました。
何が違うのかな~と思い、検索して紐解いてみると、な・な・なんとシュニッツェルの元祖は
我がミラノのコトレッタではないですか!!
歴史を遡って1848年3月、当時オーストリア帝国領だったミラノで起きた3月革命・・・
つまり暴動の鎮圧に、オーストリア軍のヨハン・ラデツキー伯爵が軍を率いて鎮圧し、
暫くミラノに駐在した際に、このミラノ風カツレツが大変に気に入り、オーストリア宮廷に
持ち込んで、ウィンナー・シュニッツェルが誕生したと言われているそうです。
そして、ラデツキー将軍はこの時の功績により、オーストリアの英雄となり、功績を称えて、
ヨハン・シュトラウス1世が作曲したのが、かの有名なラデツキー行進曲(マーチ)です。
この曲、名前を知らない人でも、メロディーを聞けば誰でも聞いたことのある馴染みの
曲なのです。
日本でも毎年お正月にTV中継されているウィーン・フィルのニューイヤーコンサートで、
アンコールに演奏される曲といえば、お分かりでしょうか?
ちなみに、ラデツキー将軍の騎馬像は、ウィーン市内のリンク沿いに建てられていて、
そこを通ると必ず現地のガイドさんがこの話をされます。
さて、話は少し逸れましたが、つまりは、同じものでも食べられる土地によって「ウィーン風」
と呼ばれるか「ミラノ風」となるかの違いなのでしょう。
皆さんもご旅行で各地に行かれた際には、ぜひ、その土地の名物料理を試してみて
下さいね♪
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