トスカーナの秘宝　第4弾　屋根のない教会San Galgano

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
今日はますます隠れ家、車がないとちょっと無理ですが、
屋根のない教会をご紹介します。
トスカーナでも一番近い町が恐らくシエナ。そこから車で30分くらい行ったところに、
サンガルガーノ教会という教会があります。
実は3年前、昨日ご紹介したカスティリョーネ　デラ　ペスカーヤに初めて行く途中、
この教会の話を私のパートナーから教えてもらいました。
ただそのときは彼が｢屋根のない教会があるんだ・・・、とってもきれいなんだよ～｣と
説明してくれたものの、あまり興味がなく、｢ふ～～～ん・・・｣と言った感じで
すっかり心は海に向かっていたのです。
海での滞在を十分に楽しんだ帰り道、別ルートでフィレンツェに戻ってきたのですが、
彼が｢あ、この間の教会、近いから帰りによっていく？｣と聞かれ、
正直、全く記憶に残っていなかった私は、とにかく新しく行くところだったら、
どこでも興味があったので、二つ返事で向かったのですが・・・。
着いた途端、｢なにここ？何これ？？すごい素敵～～～～｣と質問攻め。
｢ほら、屋根のない教会ってこの間説明したじゃん！｣
｢・・・？？？あ！！あ～～～～！！これ？！｣
屋根のない教会というので、薄暗く何となく汚い廃墟のようなところを想像していたのですが、
そこにあったのは確かに廃墟と言えば廃墟だけれども、もう遺跡化しているような
感じで、それは全く教会というイメージがあまりない別次元の場所でした。
私は遺跡がことの他大好きで、ローマなども大好きなのですが、
自然と総合している遺跡はより魅せられてしまうので、本当に大喜び！
8月の中ごろ、ひまわりはすっかりシーズンを過ぎていたので、
ちょっと夏の終わりを感じさせましたが、次回はぜひぜひ真夏のひまわりの
咲き誇る時期に行きたいなと思う場所です。
サンガルガーノに興味のある方はここはもうドライバーをつけていくことを
お勧めします。周りにはかわいいトスカーナの町が広がるので、
その価値は十分あると思います。
サンガルガーノの全容

両脇にはアーチが連なり、教会の面影が・・・

横から見ると結構大きい教会だったよう・・・

教会を連想させる名残