ドイツ・ロマンチック街道　始点ヴュルツブルク

こんにちは、海外ウェディングプランナーのル・マエストロでございます。

ドイツ・ロマンチック街道は聞いたことある人も多いと思いますが、このロマンチック街道の始点であるヴュルツブルクという街はあまり知られていないのではないでしょうか。ご存知の通り、ドイツはとても広い国土を誇りますが、ロマンチック街道はミュンヘンが州都のバイエルン州を縦断しておりまして、一部隣接するバーデン＝ヴュルテンベルク州も通る、ヴュルツブルクからフュッセンまでの400kmの観光街道です。

ロマンチック街道という名前から、街道にある街がとてもロマンチックで素敵なんだろうな・・・と想像される方も多いと思いますが、実はこのロマンチック街道のロマンチックはいわゆる恋人たちがロマンチックに過ごせるような「甘美で、空想的・情緒的」などの意味合いでつけられたのではなく、ロマン主義街道というのが語源だそうです。ただ、今まで私たちもロマンチック街道の街のいくつかに足を運んだことがありますが、ロマンチックという言葉を裏切らないおとぎ話に出てきそうなかわいい街が多く、まさにウェディングにもぴったりの街が多かったです！

さて、その始点であるヴュルツブルクですが、この街はバイエルン州とドイツの最大経済都市フランクフルトを結ぶ要の街で、フランクフルトはここから電車で約1時間の距離にあります。

ヴュルツブルクの見どころはなんと言っても、ユネスコ遺産にも登録されているヴュルツブルク・レジデンツです。

 

ヨーロッパの代表するバロック様式の宮殿で、中は様々な宮殿の中でも本当にゴージャスな建物です。残念ながら中での撮影は一切許可されていないので、お写真をお見せできないのですが、世界最大のフレスコ画、階段、皇帝の間など一見の価値があります。

さらに広大な庭園は手入れされており、憩いの場になっています。

 

街全体はいわゆるハイデルベルクのように中心に川が流れています。高台にはマリエンベルク要塞があります。

 

ヴュルツブルクレジデンツ内での撮影はできませんが、街の中での撮影もお勧めです。ハイデルベルクやローテンベルクのように観光客が多くないのも魅力です。まだまだ日本で知られていない街、ヴュルツブルクでのウェディングフォトなどもお勧めです。