Oct 04 2017
Hôtel de Crillon
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
先日パリの合宿時に新しいロケーションとして見学に行ってまいりましたのが
2017年7月に再オープンしたオテル・ド・クリヨンです。
4年4ヶ月をかけて改装を手がけて、新しいクリヨンがどう生まれ変わったのか
こちらでご紹介させて頂きます。
クリヨンはコンコルド広場に面した立地に恵まれたロケーションです。
エントランスは仰々しくなく、むしろここがクリヨン?と思うくらいのさりげない入口です。
まず、第一印象で、以前のクリヨンに比べて、変わったと思ったのは、色使い、柔らかさでしょうか・・・。女性デザイナーが手がけたということもあり、全体的に暖かいイメージ。
格式の高いホテルという雰囲気は持っていますが、敷居が高く、お金持ちの外国人が集まるホテルというよりは、パリの市民にも愛される温かいホスピタリティが感じられるホテルを目指したとのこと。
実際に、エントランスを入り、右手には一世を風靡したダイニング”Les Ambassadeurs”の場所を
バーに変えたのは、まさにパリジャンがさらりとアペリティフができるように、
エントランスに近いところに位置させたとのことです。
素晴らしい歴史的建造物である壁や天井の装飾は改装時一切触れることはできなかったそうですが、
クリヨンの顔でもあるこの場所にバーを持ってくるのは結構勇気のいる決断だったのではないかと
想像してしまいます。
壁や天井の芸術を残しつつ、新たな試みとして、モダンな家具と合わせたところも新しい試みだったそう。
いかにも重々しい家具などは置かれず、遊びココロいっぱいです。
こんなところで写真が撮れたら、すごくフォトジェニックになりそうです!
明日も続きます。