Jul 09 2008
美白 vs ブロンズ?
こんにちは 海外ウェディングコーディネーターの林です。
日本の雑誌ではかなり早い季節から、「美白」という言葉が紙面を
飾り、ほんの小さく「ブロンズメイク」が顔を覗かせる程度ですが、
こちらイタリアではブロンズメイクならず、全身ブロンズカラーが
常識なのです。
私はビーチに行って焼くこともありますが、元来とても怠け者。
毎日UVケアーなどが面倒で仕方がありません。しかも付けても
すぐに汗で流れてしまうし、付け直す時間なんてないし。。。
そのためどんなに色々な人や記事などに脅かされようとも
一貫して日焼け派でしたが、イタリアに来て、これほど
心地が良いと思ったことはないほどです。
別にビーチに行ったわけでもなく、ただ仕事で日に焼けたとしても
イタリア人からは賞賛大!あるとき、フィレンツェで歩いていて、
ナンパ(?)された時に彼が言ったのは
「君は普通の日本人とちょっと違うから興味を持った、
だって黒いじゃない?!」
そりゃぁ、どうもって感じです。自分の意志で焼いたとは言え、
これは微妙な殺し文句でしたね。実際違う意味で殺された感があるくらい(笑)
そんなわけでイタリア人にとって、ブロンズカラーは憧れなのです。
またイタリア人に限らず、欧米(欧州を含め)では結婚が決まると
こぞってブロンズカラーになろうと日焼けサロンに行ったりなどします。
私がどうして海外でウェディングドレスをレンタルすることをお勧めしないかというと、
大きな理由の一つにこれが挙げられます。
どうしても美白した透明感のある肌に合うドレスと
日焼けしたブロンズカラーに合うドレスには
大きな隔たりがあると思うからです。
たまにお客様と一緒に写っている写真を頂戴すると、
自分の黒さに愕然とすることがありますが、
恐らく来年もきっとこのままなのだろうな。。。と推測します。