Feb 06 2009
フィレンツェの天気、異変?
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
イタリアというと、燦々と輝く太陽、明るく陽気な人々・・・
そんなイメージが一般的かと思いますが、イタリアの冬は日本人の考えるより
寒さが厳しいです。
日本より緯度が高いイタリアは夏至のときはよいですが、
冬至はとても日が短く、夏時間を採用している国のため、
より日の短さを感じることになります。
またフィレンツェは盆地のような地形のため、冬はとっても寒いのです。
霧が発生するほど、湿度が高く、それはとても過ごしにくいです。
日本のカラっとした冬の天候に慣れている日本人には、
この湿度の低い冬がなんとも寒く、暗く感じてきます。
今年も12月にイタリアに帰ってきた私。
クリスマスでいいですね~とか色々言われますが、
実は冬至の近い12月下旬は大嫌いなシーズン。
天候のことを考えると、本当に頭が痛くなります。
結構覚悟して臨んだのですが・・・。あれれ?今年は違う?
今年の冬は1週間雨が降ると、そのままずーーーと雨。
その次の週はずっと晴れ。偶然にも週末に天候が変化するため、
あ、今週は雨の週だな・・・なんてアポイントも少なめにしたりしています。
そして先週は雨続きの毎日。寒さはさほど感じなかったので
よかったのですが、雨がザーザー降りしきるある日、
家で仕事をしていると、外が急に明るくなってきたのです。
それは雨がやんだとかそういう明るさではなくて、
空一面が黄色く見えたのです。うちの周りは確かに黄色い家も多いので、
とにかく空が黄色一色。夏なら雨が降って、雷がなって・・・と
空の色も変化するのですが、冬にはとても珍しい。
そして窓の外を見ると、なんと虹が!
しかも二重の虹なのです。
一生懸命写真に撮ってみましたが、外側の虹は見えるかどうか・・・。
本当にきれいなアーチを描き、それこそ素晴らしかったですが、
何となく怖くなってしまったのも事実です。なんだか大気とか地球とかに
異変が起きているような感じ。。。
なんとなく空が異様に変化すると、ちょっと世紀末っぽい感じがしてしまうのは
私だけでしょうか。