3月8日はFesta della Donna 女性のための日！

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
3月8日はイタリアではFesta della Donnaといって女性のための日です。
日ごろ家事や子育てに追われているマンマたちや妻たちをねぎらい、
女性が1日羽を伸ばす日、若い世代の女性は女性同士でパーティを開いたりします。
この3月8日は日本で母の日にカーネーションを贈るのと同じくらい、
黄色いミモザの花を女性たちに送ることが徹底されています。
街中は黄色い花で染まると言っていいほど！
この花を贈る週間は何も子供からお母さんへとか、夫から妻へとかそんなルールはなく、
男性から女性、さらには女性同士でも贈るほどです。
実際、私もいつも行くバールでもらったり、一見さんであっても、
レストランでもらったりととにかく女性はミモザの花をもらうわけです。
去年なんて、道を歩いていたら、工事の車にこのミモザの花がいっぱい積まれていて、
工事の強面のおじさんが｢シニョリーナ、ちょっと待って。はいっ！｣とお花をくれました。
またバスを待っていたら、やはりミモザの花を抱えた若い男性が・・・。
そこに同じくバスを待っているおばさんが、｢あら、立派なミモザの木ねぇ～～｣と
話しかけたら、男性が｢どうぞ・・・。｣と一枝おばさんに渡していました。
こんな光景はイタリアではとてもザラです。
もちろん気持ちがあって、花をくれる場合も多いですが、むしろ挨拶程度に渡すのがこちらでは習慣。
もし旅行中に頂くことがあっても、あまり深く思いをめぐらさないのが粋でしょう（笑）
今年は週末にあたった8日の日、私のパートナーは奇しくも（？）ローマへ出張でした。
そのため、彼の家族がランチに招待してくれました。
彼のいとこが経営するレストランに行き、家族や親戚と一緒にランチ。
レストラン自体がミモザでデコレートされ、とても華やか。
マーケットが開かれる広場から数歩のレストランなので、このデコレーションが目を引き、
地元のイタリア人でいっぱいでした。
私たちも8名と大きなテーブルを支配し、にぎやかに楽しいひとときを過ごしました。
マーケットで売られるミモザ

レストランもミモザでデコレートされ

テーブルも黄色で統一。天気がよかったので、テラスでの食事も気持ちいい♪

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