Mar 18 2009
エストニアの地元のウェディングってどんな感じ?
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
昨日に引き続き、エストニアでのウェディングについて、
マリオンにインタビューしていきたいと思います。
今日は地元の人のウェディングについて聞いてみましょう!
1. エストニアの人にとって、一番人気のあるウェディングの場所はどこですか?
これはカップルによっても違いますね。。。もし多くのゲストを招待し、
大きなウェディングをする場合は、大抵の場合、マナーハウスやレストランを
2日間借り切り、ゲストがオールナイトで食べたり踊ったりでき、
さらに泊まることができる場所を選びます。
場所はカップルの好みによって違いますが、
エストニアの人は自然に近い場所やプライバシーが保てる郊外の場所を大抵は好みます。
2.(予算を全く気にしないとしたら)エストニアのどこ(もしくはどのホテル)
にハネムーンで泊まるのをお勧めしますか?
Muhumaa島にあるP���daste Manor Houseです。すごく居心地がよく、ラグジュアリーで
平和な場所なのでハネムーンとしてお勧めです。
ショッピングでお勧めのSaaremaa島のKuressaare市や
本島にあるエストニアの夏の首都としても知られるP���rnuからも遠くありません。
3. エストニア人の典型的なウェディングというのはどういったものでしょうか?
エストニア人の90%がプロテスタント信者にも拘らず、
宗教的なウェディングはあまり人気がありません。
カップルはさまざまテストを受け、教会のメンバーにならなければなく、
教会でのウェディングはとても厳粛で神聖に行われます。
もしカップルが教会でのウェディングを行った場合は、
新郎新婦とゲストは挙式の後、マナーハウスやレストランで
ウェディングパーティを行うために多くの車で移動します。
移動のときは大きな音をたてて(クラクションなど)で走ります。
教会ウェディングを好まないカップルは大抵の場合、
市庁舎でのシヴィルセレモニーになり、その後、同様パーティへと進みます。
パーティは2日間大抵かかり、カップルはパーティの直後、
そのままハネムーンへ旅立つのが普通です。
二人がハネムーンに行った後もゲストは残り、食事と飲み物を楽しみます。
4. ウェディングで伝統的な習慣はありますか?
エストニアの伝統的なウェディングでは、ゲームやアクティビティが主流です。
ウェディングの最初の方は静かで遠慮をしていますが、
時間が経つにつれ(そしてお酒が入るにつれ)、
ゲストはとてもにぎやかになっていきます
– 通常、ウェディングマスターと呼ばれる人がいて、
ウェディングのゲームをコーディネートしたり、ゲストを紹介したり、
ウェディングのエンターテイナーを司ります。
それは友人でもいいですし、プロを雇うのもありです。
– ほとんどの場合、音楽はバンドやシンガーなどライブミュージシャンが演奏します。
もしくはDJが音楽を担当することもあります。
– 結婚式の進行の中で、時々ゲストが道をブロックすることがあります。
そのときはカップルはそれを打破するために強いお酒を飲まされることがあります。
– もし新婦が(友人による)’誘拐’にあった場合は、新郎は彼女を助けるために、
誘拐犯によるさまざまなテストを受けなければなりません。
彼女を助けた暁には誘拐犯に石をあげる習慣があります。
– そのほかにもたくさんのゲームがあります。ゲストも参加することができますし、
もちろんダンス時間も設けられています。
– 伝統的なエストニアのコスチュームで挙式を挙げたいと思うカップルもいますが、
大抵は白かモダンなウェディングドレスが人気があります。
– 昔は結婚式といえば、秋や冬(農場で働く人の手の空く時期)の4-5日を費やしていたのですが、
現在は2日間のウェディングが普通で、長くても3日間、そして夏が人気があるといえるでしょう。
10. 最後になぜエストニアが海外ウェディングのロケーションとして良いと思われますか?
エストニアはハイスタンダードのサービスとウェディングロケーションを誇る反面、
値段がさほど高くありません。またウェディングロケーションとは私個人的に
’居心地がよく’そして’プライベートである’というのがキーワードになると思っています。
エストニアにはとてもロマンチックなロケーションが存在し、
多くのロケーションはとてもフレキシブルで、そしてカップルだけのウェディングでも
全てのヴィラを貸しきることなく、数時間部屋を貸してくれたり、
たった二人だけのウェディングや少人数のゲストだけのウェディングでも
さほど高くないので日本人のカップルにはとても適していると思います。
またどのウェディングロケーションもフォトジェニックで、
例えば中世の町やマナーハウス、小さなお城や手付かずの自然などたくさんあります。
エストニアはヘルシンキなどには日帰りでいけるほど近く、
その他ストックホルムやコペンハーゲンなどの北欧の都市やサントペテロスブルグなどでも
週末旅行の距離で行くことが可能です。
エストニアはさほど大きな国ではないので、全部巡るのにも時間がさほど必要としませんので、
そういった国との旅行と合わせるのもお勧めです。