Nov 09 2009

le Maestro は間違い??

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
男性名詞、女性名詞というのを聞いたことがありますか?
日本語は無論、英語にも名詞には男性も女性もありません。
しかしイタリア語にはあります。フランス語にもあります。
もちろん他の言語でも男性・女性さらには中性名詞もあるとか。
le Maestroという名前をつけた当時、本当に何も考えていませんでした。
もちろんイタリアに住むことも、海外ウェディングをやることも。
このル・マエストロは日本で司会をやる際につけた屋号。
司会者は当日全ての指揮を執るという意味で、指揮者からつけた名前。
フランス語がカッコよさそう、たまたまフランス語の辞書が手元にあったので、
その名前をつけただけでした。それ以外の意味は本当になかったのです。
ところが10年以上経った今、イタリアに住むことになり、
そのle Maestroを使い続けていますが、ここで問題が・・・。
指揮者という意味では、今の仕事もあらゆるスタッフをまとめあげ、
そしてコーディネートする、指揮を執るという意味では間違っていませんが、
イタリア語ではMaestroは男性名詞、そのため、冠詞がilになるのです。
そして、le という冠詞が存在しないならまだしも、
イタリアではleは女性名詞につけられる冠詞。
そうすると、le Maestroは完全に間違っている、さらに初歩的ミスのある名前になるわけです。
そして本当はル・マエストロにも拘らず、レ・マエストロと発音される。
発音が間違っているのはいいにしても、ビジネスをする上で、この初歩的ミスのある
名前を使っていると思われるのは、あまりよろしくありません。
そのため、毎回名刺を渡すときに、フランス語の名前なの・・・と伝えていますが、
何となくクールじゃないな・・・と。il Maestroに変えようかなと思うこともしばしば。
男性名詞・女性名詞はあらゆるところで影響します。
イタリア語の名詞で最後にoが付くものはほぼ男性名詞。名前も同じです。
Jacopo, Claudio, Lorenzo, Marco等々。
女性はaで終わる名前が多いです。例えば
Claudia, Anna, Carolina, Lucia等々
そのため、Riekoも当然男性。最初のやり取りはメールが多いので、
大体がDear Mr.Rieko Hayashiで返答がきます。
Ms.Rieko Hayashiで返信が来たところには一目置いてしまうほど(笑)
初めてface to faceで会ったときに『女性だったの!』と言われることも少なくありません。
またまたRiekaに改名しようかなと思ったりしてしまいます。
それにしても厄介な名詞。どうして名詞に男性やら女性やらがあるのかが全く今も理解できません。
中性名詞がないだけ、ラッキーなのかな・・・。
いつも読んで下さってありがとうございます。
ブログランキングというのに参加してみました。
ぜひクリックして、応援して下さい。 ↓↓↓
br_decobanner_20091028185104

le Maestro(ル・マエストロ)の
オフィシャルホームページはこちら↓↓↓
ウェディングに関するお問い合わせはこちらからお願い致します。
site2

© 2005-2024 le Maestro. All Rights Reserved.

本サイト及び弊社ブログに掲載されているお写真及び著作物は全てにおいて無断での引用・転載をお断りしております。必ず弊社にお問い合わせ下さいませ。