Dec 26 2009

Our Wedding Version - まずは結婚を決めた経緯・・・。

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
私達の結婚式について、アップしていく前に、結婚すると決める経緯について
お話できればと思います。
11月後半の記事でも触れましたが、イタリア人にとって、何年付き合おうとも
結婚する・しないという決断はとても大きなものです。
日本人であれば、『もうX年も付き合ったし、年貢の納め時・・・』なんていう
言葉も聞きそうですが、子供が6歳、10歳になる夫婦でもまだ結婚をしていないなんて
ザラにあるのがイタリアもしくはヨーロッパなのです。
そう、すでに一緒に住み、結婚していようとしていまいと、家族として成り立っている
この事実について、実際政府や世間が認める事実婚が主流になってきています。
ウェディングのブログで恐縮ですが、イタリアでは、離婚するのがとても複雑。
まずは別居という手続きを裁判所で取り(それぞれ弁護士を立てて)、
そして3年間の別居期間を経て、初めて離婚の手続きが取れるのです。
その際にも弁護士に費用がかかり、女性は離婚後300日間は再婚が許されません。
そんなこともあり、特に北都市部では結婚離れが進んでいるのも事実です。
そんな世論が結婚に逆風な中、全ての人が結婚しないかというと、
それもまた別の話で、実際に事実婚でずっときたけれど、
子供が10歳になり、初めて結婚するというカップルもいたり、本当に自由です。
さてその中で私達は結婚という決断にどのように進んでいったかというと
私達の場合も例に漏れず、私のパートナーは結婚に消極的でした。
ただ実際彼の中で、本当に結婚自体に反対だったのかは正直今でも疑問です。
というのも、イタリアの中で、大手を振って『結婚する!!』ということが
とてもダサいというか、オシャレ感がないように写るからです。
実際2,30代の男性は『なんで結婚が必要なのかわからない・・・』というポーズを
取ることも多いですし、それに同調する女性もいれば、悩む女性も多いと思います。
『一生一緒に生きていきたいと思っているし、君と家族を作りたい。
ただ結婚という形を取る必要は別にないんじゃないの?』
というのが、今年初めに言われた彼の結婚に対する考えでした。
ただ私の場合、イタリアでいくら事実婚が認められていても、
日本では認められにくいこのステイタスでは一生の相手として選ぶのには
とても不安がありました。
好きであれば良い・・・という人もいるかもしれませんが、
一生一緒に居たいと決めた相手になんで結婚という形を取れないのかが
どうしても腑に落ちなかったので、
『結婚という形を取れない人との子供は産めないし、一生の伴侶として、
選ぶということはできない。』
とはっきりと自分の意見を伝えました。すると彼は相手が結婚を望み、必要なら、
結婚というスタイルを取るのは問題がないとあっさりと認めたので、
結果、結婚という形を取ることになったわけです。
そして一度、結婚と決めた彼はどんなに喧嘩をしても、複雑な手続きが待っていようと
意思は全く揺るがなかったのは心強かったです。
8月のバカンス中、お互いの両親などにその意思を伝え、
本格的に結婚に向けて始動することになりました。
結婚するという重み・・・。
ourwedding11
指輪をするなんて、彼らに言わせるとダッサーイっのかしら?!
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