Dec 27 2009

Our Wedding Version - じゃあどこで結婚する??!

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
結婚しようという結論に至った私達。さて、次はどこで結婚する?という話です。
以前、イタリアウェディング事情でお話しましたが、イタリア人が正式に結婚するには、
教会もしくは市庁舎ということになります。
それに加え、私が日本人なので、私達には日本での入籍という選択肢が加わります。
この選択肢の中でまずありえなかったのが教会。私がカトリック信者ないのに加え、
彼自身もいわゆるなんちゃってカトリック。日曜日にミサに通っているわけでもなく、
教会での挙式は全く考えませんでした(現実的にほぼ不可能ですし)。
となると、イタリアの市庁舎もしくは日本での入籍ということになります。
私達はフィレンツェに住んでいるので、フィレンツェのベッキオ宮殿の挙式は
無料で行うことができます。ただ、私が日本人のため、ローマにある日本大使館に出向き、
この書類がきちんとしたものですよ・・・というお墨付きをもらうために
県庁に出向いたりしなければなりません。色々と手続きが面倒なこともありますが、
何より嫌だったのが、市庁舎でのウェディングは司式する側に全く意欲が感じられず、
はい、はい、どーーも。みたいな流れで行われることです。
時間通りに集まっても、司式者が新聞を読んでいることもあったり、ひどいときは、
『ごめーーーん、コーヒー一杯飲んでくるから、ちょっと待ってて』なんていわれることも。
結婚の情報をもらいに行こうと思い、ベッキオ宮殿を訪ねると、
なんと、たった30分間の間に3人の花嫁に出会ったわけです。
確かにたて続けに行われる結婚式、大変なのもわかりますが、
一生に一度のことに、もう少し真剣に行ってほしいなと思っていたので、
このスタイルも私達には向かないのでは・・・。
そういった意味で、私にとってはフィレンツェの歴史薫る重厚な真紅の間での結婚式は
さほど魅力に映りませんでした。
だったら、日本の入籍も全く色気はないけれど、
最初から事務手続きって思えば、日本の方が楽かも・・・となり、
結果、日本での入籍ということで話が落ち着きました。
そしてSymbolicとして、彼は着物を着てのウェディング、
私は家族の前で誓いの言葉を言うウェディングを行いたいという結論に達しました。
さあこれから、入籍、その他Symbolic Weddingに向けての準備開始となります。
憧れのベッキオ宮殿ではありますが・・・
ourwedding
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