Feb 24 2012
ナポリからカプリへ・・・翼のついたバス?!
こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
今日は個人旅行でカプリ島訪問を考えていらっしゃる皆さんへの
耳より情報をお届けしたいと思います。
カプリ島へ行く玄関口になるのは、飛行機でナポリ空港か
列車でナポリ中央駅から入るどちらかが主ですが、
そこからカプリ島を結ぶフェリーの発着場となる
Molo Beverello(モロ・ベヴェレッロ)港へ行くための格安で便利な
乗り物をご紹介します!
ナポリのCAPODICHINO(カポディキーノ)国際空港から、ナポリ中央駅
のあるGARIBALDI(ガリバルディ)広場を経由して、港の近くのMUNICIPIO
(ムニチピオ)広場を結ぶ空港バス=その名も“ALIBUS”(アリブス)です!!
え、変な名前って思われました?イタリア語で、バスはそのままローマ字読み
なのでブスって言うんですよね。その前のALIは、イタリア語の翼とか羽を意味
するalaの複数形なんです。(普通、羽や翼は対になっているので複数形で使います)
ほら、イタリアを代表する航空会社といえばALITALIA(アリタリア)航空ですよね。
これってALI+ITALIA、つまりイタリアの翼を意味する造語なんです。まさに
ナショナル・フラッグって訳ですよね。(一度、経営破綻をしちゃいましたが・・・)
ってことは、そのバスには翼が付いてるの?って思われた方がいらしたら
ゴメンナサイ!翼は付いてないまでも、きっとデザインとか格好いいんだろうな~
と思われた方がいたら、もっとゴメンナサイ(笑)
車両はいたって普通、というより、市内を走るバスと同じなんですよね。ほら・・・
従いまして、日本のリムジンバスやミラノの空港からのシャトルバスのように、
荷物を入れるスペースもなく、車内にも荷物置き場さえないんですね。
その代わり、チケットは破格です!なんと片道たったの3ユーロ!!(2011年8月現在)
もし、空港から港までタクシーを使ったら、どれだけかかると思われますか?
例えば、ミラノやローマの場合は、空港から市内までのタクシー料金は規定で
決められています。ところが、ナポリのタクシーは未だに厄介な乗り物の一つ(苦笑)。
一応、規定料金が決まっているものの、いつも混沌としているナポリでは、
交通渋滞があるので、規定料金は使えないだの、今日はスト(嘘)で値段が違うだの
あの手この手で値段をつり上げてきます。
下手をしたらとんでもない額の請求が待っています!
さらに、良心的なタクシーに当たればまだしも、
ナポリのタクシーはあまり評判が良くないので、現地に長く住んでいる日本人でもボラれることが
あるくらいです。ましてや旅行者となれば、いいカモに違いありません。
そんな訳で、私たちにご依頼いただくお客様には、確実で安心な専用手配車をお勧め
しています(ハネムーンで不快な思いをされるのは嫌ですからね)。
でも、少しでも予算を抑えたいとか、旅行気分を味わいたいというお客様には、こちらの
アリブスをお勧めしています。
チケットは空港から乗る場合は、到着ロビーのインフォメーションカウンターで
販売していますし、駅や港から乗る場合は、ドライバーから直接購入できます。
チケットは、乗車後に車内に備え付けの黄色い箱に入れて、刻印が必要なので、
忘れないように気をつけて下さいね。
バスは20分おきに出ていますが、所要時間には相当に余裕をみて下さい!
カプリ行きのフェリーは、シーズン中は頻繁に出ているので、
港に着いた時点でチケットを買えばいいですが、
帰りに中央駅から乗る電車を予約している場合や、空港から飛行機に乗る場合には、
大げさなくらいに時間を見積もって下さい。
ちなみに、このアリブスの謳っている目安の所要時間は、空港~駅が約20分で駅~港が約15分、
つまり空港~港は35分ですが、これは渋滞がなくスムーズに行った場合の所要時間なので、
道路の運行状況によってはこの2倍~3倍かかる場合もあります。
私が5月に利用した際には、運悪くストライキとぶつかってしまい、市内でデモ行進があったので
まったく動きませんでした。
(でもその点、どれだけ時間がかかっても3ユーロなのは安心ですよね。。。)
次回は、カプリ島の青の洞窟への行き方についてレポートしたいと思います。お楽しみに♪
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