Dec 28 2012
ミラノのクリスマス~パネットーネ~
こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
イタリアでは、25日のクリスマスと翌日の聖ステファノの日が祝日ということで
2連休でした。
通常この2日間は、商店もレストランもクローズし、実家に家族が集まって、
ご馳走やお酒を延々と食べ続けるので、日本のお正月のイメージに近い
かもしれません。
もちろん、プレゼント交換などもあるので、大人にも子供にも楽しいイベントで
あることに変わりはありません。
逆に、大晦日は友人と集まってパーティや、外出をしてカウントダウンに
花火が打ち上げられるのを見たりと、またまた日本のそれとはイメージが
違いますよね。
さて、そんなクリスマスのご馳走の後には、当然デザートのケーキも食べるのですが、
こちらも日本で皆さんが召し上がるような生クリームやチョコレートのクリスマスケーキ
とは、だいぶイメージが違うかと思います。
ケーキというよりは、どちらかというと菓子パンに近く、実際にケーキ屋ではなくパン屋で
焼かれていて、その名も“パネットーネ”(「大きなパン」という意味)といいます。
そして、発祥はミラノなんです!
こちらは、あるベーカリーの店内ですが、ちょっとお洒落なキャンドルもクリスマス色が
出ていますよね。良くご覧いただくと、後ろの棚のバゲットの上にがパネットーネが
並んでいます。
パネットーネ種という酵母を用いてゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、
レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで
焼き上げられた柔らかなドーム型の菓子パンのような触感です。
12月に入ると、スーパーマーケットなどでもパッケージに入って山のように積まれて
売られていますし、買い物客は、手にいくつものパネットーネを抱えて帰ります。
日持ちがするため、クリスマスの前から、デザート代わりに少しずつ食べられています。
先日、ドイツの“シュトーレン”のブログ記事を掲載させて頂きましたが、そちらと
似ているかもしれませんね。
そして、ドライフルーツの入っていないバージョンのものは“パンドーロ”(「黄金のパン」
という意味)といって、こちらはヴェローナの銘菓となります。
イタリでは、このパンドーロ派とパネットーネ派に分かれるのですが、どちらも甘すぎず、
軽いので、大きさの割りにあっという間に胃袋に入ってしまうようです(笑)
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