Nov 04 2013
天空に広がる街・・・まさに楽園でした!
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
7月の下旬、真夏のまっさかりのイタリアで、イタリア通のご夫妻とのご旅行に
ご一緒させて頂きました。
イタリアが大好きなご夫妻は昨年も私ども旅行会社のブルーム・アンド・グロウに
テイラーメイドのご旅行をオーダーして下さいまして、
今年は私どもでアレンジするのは2回目となります。
今年はどちらへ行こうか・・・というお話をしていた中で、
ご夫妻からのリクエストに「Civita di Bagnoregio(チヴィタ・ディ・バーニョレージョ)」
という街がずっと挙っていました。
実はイタリア在住の私も安田もこの名前は聞いたことがない・・・。
早速ネットで調べると、オルヴィエートと一緒に訪ねたら?という感じで、
ネット上でもそれくらいの情報しか紹介されていませんでした。。。
うーーーん、このロケーションって一体どんな街なのだろう。。。
Civita di Bagnoregioとはローマを州都とするLazio州にある小さな街です。
このLazioではこのCivitaという名前がつくところ(Civitavecchiaは例外)は
天空の・・・という意味があるそうです。
一緒に訪れたら?と言われるオルヴィエートは隣の州のUmbria州、
すぐ北にはトスカーナ州が迫っている、まさに境にある街です。
この街は古代ローマ時代からあると言われているそうですが、
大きな地震や日々の雨風でどんどんと地形が崩れ、
山の頂上だけが孤立されてしまったのです。
幾度も重なる地震などで、住民は怖がって、当初つながっていたと言われる
隣街に引っ越しをし、今はたった数十人の住人しかいません。
その名もil paese che muore(死にゆく町)・・・。
この街と隣街を結ぶのはこの鉄橋のみ。街は車も入れず、
バイクなどで物資を運びます。
天候の悪い日などは、本当に孤立してしまうこの街。
急な坂道を登っていったところに街は開けていました。
鉄橋の下に広がる荒涼とした風景とは全く違い、
まさに草花が咲き誇る楽園のような街です。
早足で歩いたらたった20分くらいで見切ってしまうけれど、
なんかまさにチヴィタ・・・天空という言葉にふさわしい街でした。
ブログランキングというのに参加してみました。
楽しんで頂けたら、是非クリックをお願いします ↓↓↓
le Maestro(ル・マエストロ)の
オフィシャルホームページはこちら↓↓↓
ウェディングに関するお問い合わせはこちらからお願い致します。