Nov 09 2013
ヴェネチアの郷土料理 Baccala
こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。
先日(って言いましても、もう1ヶ月経ってしまいましたが)、
本社の社長がイタリア・ヴェネチアへ見本市でくる機会がありましたので、
ミラノ在住の安田と、私も急遽ヴェネチアに行くことになりました。
ヴェネチアと言っても、今回の滞在先はジュデッカ島です。
さすが元添乗員、お昼前に待ち合わせしたのですが、
すでにお勧めのレストランを調べていた安田、
地元の人が行くというレストランに行ってきました。
そこで出会ったのが、鱈(Baccala)。干し鱈で塩漬けにしたものを
南ヨーロッパでは各国各地の独自の料理法で食される郷土料理。
航海時代に保存食として重宝された歴史を持つため、
Baccalaはヨーロッパから南米、アフリカ諸国まで人気のある食材だそうです。
ただ、現在は鱈が取れる量に規制があるため、お値段が張り、今では高級食材です。
ポルトガルでは特にこのBaccalaが名物で安価で入手できるのか、どのお店でも鱈、鱈、鱈。
思わず、食べちゃうのだけれど、いつも、ちょっとしょっぱーいっ。。。残念~
リピートするほどの味ではなかったというのが、今までの私のBaccala印象でした。
ところが、今回のヴェネチア滞在で、Baccala料理を頂いたのですが、
これが鱈の印象をすっかり変える一品だったのです。
まさしくBaccala alla vicentina(ヴィンチェンツァ(ヴェネト州)風の鱈料理)、
郷土料理です。見た目は結構地味。でもこれが病み付きになるのですよね~。
この写真のお皿の右上、白いのがそう。(青魚の隣です)
で、やめておけばいいのに、この味が忘れられずに、
家でも作ろうと、ネットで検索してみました。
意外に簡単そうなので、早速挑戦。最近ってYoutubeでもこういうのを紹介していて、
動画だから本当にわかりやすい。今日の前菜はこの鱈よん♪なんて豪語しながら、
作っていたのですが・・・
さあーー、見た目似てきた!ちょっと味見♪♪
!!!!!
ぎゃ、ぎゃ~っ、何コレ?!塩の塊みたいな味がするぅ(涙)
もう一回水を入れて、牛乳を入れて・・・、3日間くらいおいたら??の提案に
隣の主人の呆れた顔とこのにおい3日間続くのか・・・という抗議の顔を見て、
泣く泣くゴミ箱行きが決定。結構、この鱈高かったのに。。。
どうやら、Youtubeの最初に、塩鱈は3日間お水につけて、塩気を取ってから使って下さいね
というこの言葉を聞き逃したらしく、あり得ない味になってしまいました。
でもその数日後、素晴らしい出会いが。お客様でまさにヴェネト料理をご存知の
日本人シェフがいらしたので、詳しい作り方を聞いたから、再度挑戦するぞ!
そのときはまた、アップします。
日本でもこの鱈のお料理法あるのかしら?日本はお鍋の季節ですよね。
鱈ちりなんて~、超涙もので羨ましい限りの今日このごろ。。。
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