Mar 12 2014
理想のブーケ~お花へのこだわり編~
こんにちは、海外ウェディングプランナーの厚川です。
le Maestroのテイラーメイドブーケのご紹介シリーズです。
今回は、コートダジュールのウェディングをされた花嫁様のブーケ。
テイラーメイドをモットーに、ご新婦様のこだわりは最大限反映し、
理想のブーケをお届けできるように努力をしておりますが、
様々な理由で、ご希望のお花が入手できないことも実際にはあるのです。
それと同時に、私どもプランナーがこれまでの経験から、
おすすめできない花材もあります。
まず、お客様からの最初のオーダーはこちらです。
オーダードレスを試着された際に持たれたアートフラワーのブーケのお写真と共に、
ご希望を頂きました。
ドレスに合ったブーケのボリュームを熟知されているドレスショップさんからの
アドバイスもあり、
-当日のブーケもこのくらいのボリュームのブーケ
-お花自体もこの「造花」のお花と同じくらいの大きさ
というご希望です。
実際、アートフラワーとまったく同じような生のお花を見つけるのは、
エリアによってはとても難しいのです。
コートダジュールエリアも、お花の市場は、パリのそれに比べると
ぐっと品種も少ないですし、更に東京のマーケットから比べると、
またまたかなりの制約が出てきてしまうのが実情です。
そのようなご説明をさせて頂いた上で、理想のブーケ実現に向け、
試行錯誤が始まります。
まずは、フローリストに、「できる限り大輪のバラ」を探してもらい、
この時期(11月初旬)に入手ができるものをピックアップ、お客様に
確認を頂きました。
そして、具体的なイメージを更に追加。
-ブーケに加えるグリーンのボリュームは多すぎず
これらの言葉も、お客様との認識に誤差が出ないよう、できる限りの
イメージを共有して進めます。
これはグリーンが多すぎるパターンのサンプル画像です。
-こんなローズでのブーケも素敵だなとのことでしたが、
こちらは、ウェディング、フォトツアーという長時間の使用に耐えうる
耐久性とそしてやはり市場状況により、断念した品種です。
こうして、当日ご新婦様に正に花を添えるべく到着した完成版のブーケがこちら。
このローズ、通常のローズよりも花びらが多く、更に本当に香りの良い
贅沢なローズでした。
南仏をウェディングロケーションに選ばれたお二人からも、
ロケーションにあった明るい雰囲気の素敵なブーケ!ということで
とても喜んで頂きました。
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