Oct 16 2019

ウィンターバージョン フォトツアーお勧め!<冬時間カウントダウン企画>

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林でございます。

台風、洪水のニュースはこちらでも取り上げられております。被害に遭われた方へのお悔やみを申し上げますとともに、被災地の方々が一日でも早く日常生活がお送りなれますよう、心よりお祈り申し上げます。

欧州ではあと数週間を残し、10月の最終日曜日を境に冬時間へと移行します。いよいよ本格的な秋から冬が始まる季節になってまいりました。トップシーズンに比べて、敬遠されがちな冬のヨーロッパですが、秋・冬だからこその魅力をここ数日のブログでお伝えしたいと思っております。

日本では冬時間、夏時間についてはあまり周知されていないかと思いますが、ヨーロッパを旅行の際に日本からの時差−7時間(夏時間)、-8時間(冬時間)なんて表記を見たことがある方もいらっしゃると思います。私もイタリアで暮らしてみるまでは、このわざわざ設定される夏時間の効果というものを理解していなかったのですが、実際にヨーロッパで暮らしてみますと、この夏時間の愛しいこと(笑)

夏時間の最大のメリットは日没が遅いこと。大半のヨーロッパの都市は日本の緯度よりも高いので、元々夏時間の設定がなくても、日没時間は日本より遅いのですが、この1時間の時差が、夏至時にはフィレンツェで21:00くらいになります。もっと北西にあるパリなんて夏至時にはなんと22:00日没!そのため、外でのディナーやアペリティフなど、夜遅くまでテンションも上がります!

しかしウェディングになると、この夏時間がネックになることも・・・。それはサンセットや夜景撮影。夜景の撮影は夏至の日の22:00ではまだ十分明るく、夜景!という撮影にはならないため、さらに暗くなるのを待ってからの撮影です。ただでさえ、時差があり、7時間早い日本。日本からいらっしゃるカップル様の体内時計はパリ22:00は日本の朝の5:00!!それに比べて冬時間になると、夕方の17:00にはパリは暗くなるので、18:00には夜景撮影も終わり、ホテルに帰って、ゆっくり着替えてお二人でお食事に行くことも可能なわけです。

ずばり、「夜景撮影なら冬時間がお勧め!」です。

 

ヨーロッパの冬の寒さは厳しいですが、その分、凛とした空気感が魅力です。

 

夏のルーブルの前は場所取りで大変ですが、冬時間であれば、さくっと撮影も!

 

クリスマスイルミネーションなんて嬉しいおまけも!

このカップルは11月下旬に撮影しました!

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