Jan 16 2009

イタリアで風邪を引くと・・・

こんにちは、海外ウェディングコーディネイターの林でございます。
昨日、午後から音楽会社の方に会う予定だったのですが、
午後に近づくにつれて、体調がみるみるうちに悪くなってきました。
夜中もおなかの痛さで目が覚めるほどだったのですが、
朝から胃の辺りと腸の辺りの様子がおかしい・・・。
でも約束もあるし、気がつかないふりが一番と朝食も食べずに過ごしていたのですが、
いよいよ体が悲鳴を上げていることに気づき、少し横になってみました。
一向によくならないし、とてもイタリア料理など初対面の人と食べられる状況に
ないので、本当に直前キャンセルで申し訳なかったですが、連絡をさせてもらいました。
夜は夜で友人の家にお呼ばれをされていたのですが、こちらは生後数日の赤ちゃんも
いますし、当然キャンセル。
偶然にもその赤ちゃんのお母さんや、もう一人呼ばれていた人も体調悪く、
皆そろってダウン。
おかげで昨日は一日どこも外出せず、ゆっくりと時間を過ごしたのですが、
イタリアではこの時期になると日本同様インフルエンザが大流行します。
実は数日前、私の彼も風邪でダウン。そのときも腸にきたらしく、熱も38度まで上がりました。
なんとか2日間で回復したのですが、見事私に移ったらしく、私は熱はさほど上がらないものの、
胃と腸、さらに頭痛と頭痛が一番苦しかったです。
今もなんとかPCの前に座っている状態。とは言え、寝ているのも腰が痛くなるし、
熱があまり上がらない午前中はなるべく仕事を片付けます。
元々世話好きな彼はいつも病気になると、結構看病をしてくれる方なのですが、
一度これはさすがイタリア人、ブログに載せなければと思ったことがあります。
昨年(すでに一昨年になりましたが)、それこそ40度の高熱が出て、
何もできなかったとき、ほとんど食事もまともに取っていなかったので、
何か食べて薬を飲まなければと、おかゆを作ってくれたことがあります。
実はイタリア人も病気になると、ご飯を食べる習慣があるのにはびっくり。
まさにリゾットビアンコとでも呼ぶのでしょうか、私たちのおかゆと同じ感じです。
軽く日本の作り方を説明して、作ってもらった後、彼は買出しに行ってくると出かけました。
作ってくれたおかゆを冷まそうと、ベッドに何とか座っておかゆに目を落とすと、
気のせいかご飯の色が違うところがある。しかもにおいも何となく違う・・・。
嫌な予感がしながら、一口口に運んでみたけれど、何これ?・・・
あ、オリーブオイルだ。
そう、イタリア人はリゾットビアンコの上にオリーブオイルをちょろっと垂らして
食べるのです。
そういえば、おかゆを渡す前に、『りえこ、パルミジャーノ(チーズ)は?』って
聞いていたっけ。
チーズとかオイルとか取りたくないから、おかゆなのに・・・。
オイルのかかっていないところだけを何とか探して食べましたが、
オリーブオイルのにおいが強くて、結局残しました。
前にもローマで暴飲暴食を続けた私たち、フィレンツェに帰って来て
とにかく脂っこいものはもう見たくない!と言って、彼が作ったのは
オリーブオイルたっぷりのトマトスープでした。
やはり身体の構造が違うんだろうな・・・。

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