ミラノ街角便り　～この木なんの木？！～

こんにちは、海外ウェディングプランナーの安田です。
4月も後半に入り、今年は春らしい陽気が続くミラノですが、
街の広場や街路樹も満開を迎えています。
先日ふと目についた、こちらの薄紫というか濃い桃色の
花を付けた気が妙に気になり思わず撮影しました。

家に帰って調べると、どうやら“西洋ハナズオウ”・・・またの名を
「ユダの木」と呼ばれているもののようです。
ユダといえば、そう、あのイエス・キリストを裏切ったユダです。
そのユダが後悔して、この木で首を吊ったとされる逸話から
その名がついたという説と、「ユダヤの木」から派生したとされる
説があります。
私の知っていたユダの木は、主に街路樹で見かけることが
多く、もう少し小振りでほっそりした形だと思っていたので、
この枝っぷりが何とも素敵で目を引いたのでしょうね。
花が散ると、葉っぱが出てくるのですが、その形がハートに
見えることも知られていて、なんだか名前と違ってロマンチック！

そうそう、別の日ですが、近くの公園でこんな変わった木を見かけました。
おそらく、八重桜とソメイヨシノらしき品種が、何かの理由で合体
したのでしょうね～。
一本の木から2種類のお花が咲くという、ちょっと珍しい光景
でした。

まるで固い絆で結ばれた夫婦木のようで、とても微笑ましく
思いました。
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