ドイツ🇩🇪ルートヴィヒスブルク レジデンスパラス 宮殿サロン【新ウェディング会場】

こんにちは。ウェディングプランナーの林でございます。

今日はドイツ南部にある美しいバロック宮殿、ルートヴィヒスブルク・レジデンスパラスでの挙式についてご紹介したいと思います。以前のブログで宮殿内の屋内での撮影ができる場所としてご紹介させていただきましたが、今回はウェディング会場としてご案内させていただきたいと思います。

 

 

昨年2024年は3回ほど、ルートヴィヒスブルクを訪問する機会を得たのですが、「宮殿での挙式」と聞くと、まるで映画の中の世界のように感じるかもしれません。でも、ここルートヴィヒスブルクでは、そんな夢のような一日が実現できるんです。挙式が行われるサロンは、歴史を感じさせるクラシカルな空間。繊細な彫刻、優雅な天井画、そして光が差し込む窓。シンプルながら上品で、ゲストとの距離も近く、とても温かなセレモニーが叶います。挙式のできるサロンは2つ。

一つは華やかなフレスコ画、壁面などロココな建築様式で、18世紀の貴族の社交場だったサロン

 

 

もう一つは傭兵の儀式の間として使われていて、モチーフなどもそれにちなんだもので装飾されています。

 

 

挙式の後には、宮殿内や庭園でのフォトツアーもおすすめ。特に春から秋にかけては花々が咲き誇り、バロック庭園の中での撮影は圧巻の一言。ドレス姿もより一層引き立ちます。

この宮殿は、まさに“バロックの宝石”。フランスのヴェルサイユ宮殿をモデルにしたとも言われるほどで、各サロンとても素敵ですが、この回廊に入る瞬間は何度行っても溜息もの♡

美しい階段も必ず撮影したいポイントです。

最大のポイントは撮影時に一般観光客の人が写らないことです。すべての見学者はグループツアーに参加が必須なため、他のグループとすれ違うことはあっても、そのグループの方々が次の部屋に移れば、ふたりだけの空間に戻ります。ガイドさんもなるべくバッティングしないように別のグループがいる際には違う部屋へ案内してくれるので、限りなく、貸し切りの状態になります。移動することなく、美しい庭園、きちんとした式が挙げられるサロン、さらにはベルサイユ宮殿に模した宮殿内で撮影ができる、ヨーロッパの中でもかなり貴重な場所です。本物の歴史と美に包まれて、一生に一度の大切な一日を迎える──そんな体験が、ここにはあります。