Dec 14 2025
フランス🇫🇷ボルドー古城ホテルチャペル【ウェディング会場】
こんにちは、海外ウェディングプランナーの林でございます。
フランス・ボルドー地方。その名を聞くだけで、ワインの生産地と思い浮かぶ人も多いですよね。今回ご紹介する古城ホテルは、まさにそのボルドーらしさが凝縮された、ロマンティックなウェディングにぴったりの場所です。本日はこのボルドー地方の古城ホテルのプライベートチャペルをご紹介させていただきます。

目次
■ 森と葡萄畑に囲まれた隠れ家シャトー
こちらの古城ホテルは、広大な敷地と静かな森に囲まれた穏やかな邸宅。敷地に足を踏み入れた瞬間、都会の喧騒がふっと遠のき、まるで別世界に来たかのような解放感に包まれます。石造りのシャトーはエレガントでありながら、どこかアットホームです。それもそのはずで、家族で運営するワイナリー兼B&Bタイプの宿泊施設を2023年に改装し、5星ラグジュアリーホテルに生まれ変わった古城ホテルです。

■ セレモニーは愛にあふれるプライベートチャペルで
挙式はシャトーのメイン棟に寄り添うように建てられたプライベートチャペル内です。チャペルは、シンプルな石壁と、祭壇をぐるりと囲む360度の鮮やかなステンドグラスが調和し、世紀を超えて受け継がれた愛の物語にふさわしい、清らかで神聖な空間をつくり出しています。柔らかな自然光に満ちた石造りのアーチは息をのむ美しさで、海外挙式を夢見る多くのカップルから選ばれ続けている理由がそこにあります。
■ 永遠の愛を誓うにふさわしい、深く美しい愛の物語がここにあります
かつて、この古城の前オーナー夫妻は、豊かな大地に魅せられ、この土地を購入し、自らの住まいとしてシャトーを築き上げたと伝えられています。しかし、城が完成して間もなく、愛するご主人は急逝。深い悲しみに包まれた夫人は、夫への敬意と永遠の愛を形にするため、礼拝堂を建立し、ご主人の名を冠したチャペルとしてその想いを刻みました。
さらに時を経て一世紀余り。現オーナーの娘がこのチャペルで挙式を挙げようとした際、唯一の聖域とされてきた奉献石の内部から、思いがけず一通の手紙が見つかりました。それは、礼拝堂を建てた夫人が亡き夫へ捧げたラブレター。長い時を超えて再び姿を現したその手紙は、この場所がいかに深い愛に満ちているかを静かに物語っています。
■ ボルドーといえばワイン。祝福のテーブルも特別に
このシャトーはワインも生産しております。料理はローカル食材を中心に、フレンチの伝統を感じるコース。美食と心のこもったワインでゲストをおもてなしすることが可能です。

■ おふたりもゲストもステイできる、贅沢な時間の使い方
2023年に改装したホテルは5星ホテルに敷地内には宿泊できる客室があり、前日入りしてゆったり準備したり、当日はワインを楽しみながら泊まれるのが魅力。
ゲストと語り合いながら夜を過ごすのもまた、シャトーウェディングならではの贅沢です。

このシャトーホテルは遊び心いっぱいです。トムソーヤの小屋を思い起こすような木の上のお部屋もあるので、お子様連れにも寄り添ってくれます。







