Jan 02 2010

無事入籍が済みました

こんにちは、海外ウェディングコーディネーターの林です。
大晦日、喧嘩ネタで終わってしまった私達のウェディング報告ですが、
12月7日、平日の午前中のみイタリア大使館は開いているとのことで、
早速彼の婚姻具備証明書を取りにイタリア大使館へ向かいました。
必要書類に必要事項を埋め、私のパスポートと彼のパスポートを提出して
待つこと20分くらい。すぐに婚姻具備証明書が出来上がりました。
それにしても、イタリア大使館の中にあるお庭は見事。
散策することはできませんでしたが、12月とは思えない陽気、
紅葉が素晴らしく、京都に行かなくても十分だったな・・・なんて
一人で納得してしまいました。
電話でのインストラクション通り、30分ほどで書類が出来上がり、
滑り出し、好調です。
翌日、12月8日、入籍日になるこの日、実は12月8日はイタリアでは聖母無原罪の御宿りの日、
マリア様がキリストを身篭った日としておめでたい日、そのため祝日になります。
私は祝日を結婚記念日にしたいと12月の帰郷が決まったときからずっと思っていました。
一つには結婚記念日を忘れられる可能性が低くなること、
そしていつも祝日であるのは、お祝いがしやすいからです。
しかし、イタリアの市庁舎は祝日の結婚式を受けてくれません。
=祝日の結婚記念日は存在しないわけです。
そういった意味でも、日本で入籍する意味はおおいにあったと思っています。
さて、この日、私の実家がある市役所に向かいました。厳密に言うと、
市役所は駅から遠いので、駅の近くにある分署みたいなところでの手続きです。
さすが日本、本当に手軽に手続きができて助かります。
ベッキオ宮殿に比べると何の味気もない事務室ですが、
番号札を引く間もなく、すぐに職員の方が対応してくれます。
一つでも書類等が足りず、受けてもらえないと、
12月8日祝日入籍はふいになってしまうので、ドキドキでした。
イタリア人との結婚なんて、なかなか過去にないだろうから、
時間がかかるだろうな・・・というこちらの心配を他所に、
できるだけ効率良く仕事をしようとしてくれるという姿勢にとても好感が持てます。
こちらが必要書類を埋めている間、予め用意した書類を本部にファックスして、
目を通すように指示してくれたり、こういったちょっとした時間の使い方が
日本人って上手だなと思います。
彼は横で興味深そう。婚姻届は予め概ね埋めてはいましたが、
わからない点などは市役所で聞こうと空白に。
そしてそれぞれのサインをする場所も空白にしていたので、そこにサインをすることに。
市役所の方は『外国人の方はサインでいいですよ~』と言って下さったのですが、
前日に自分専用の印鑑を作った彼。押したくて仕方がありません。
前もって書類をチェックをしてもらっていましたが、それでももう少しかかる様子。
ではとりあえず一旦実家付近を案内しようと、そこから離れました。
何かあったら、携帯に電話してくれるとのこと。はぁぁ、日本万歳です。
実家の付近に到着、天気がよかったので、実家の周りを散策していると、
市役所の方から電話がありました。『いくつか書類に書いてもらわなければならない
ことがありますが、付属的なことなので、婚姻は受理されましたよ~』と。
後ほど、事務所に戻っていくつかの書類を埋めましたが、始終にこにこと対応してくれました。
『こちらも慣れないことで時間がかかってすみません。でもとても勉強になります』と
特に儀式なんてないけれど、たった一人の職員の方の対応でこんなに温かい入籍になるのだなと
改めて日本での入籍にしてよかったなと思いました。
肝心の彼も仰々しくない日本での入籍に始終ご満悦。こういう風なのをしたかったと。
婚姻受理証明書をもらって後にしました。
手続きに右往左往しましたが、晴れて夫婦となったわけです。
イタリア大使館で書類を埋める彼。
ourwedding3
イタリア大使館の紅葉
ourwedding5
初、オフィシャル書類に自分の印鑑を押して、大満足!!
ourwedding13
いつも読んで下さってありがとうございます。
ブログランキングというのに参加してみました。
ぜひクリックして、応援して下さい。 ↓↓↓
br_decobanner_20091028185104

le Maestro(ル・マエストロ)の
オフィシャルホームページはこちら↓↓↓
ウェディングに関するお問い合わせはこちらからお願い致します。
site2

© 2005-2024 le Maestro. All Rights Reserved.

本サイト及び弊社ブログに掲載されているお写真及び著作物は全てにおいて無断での引用・転載をお断りしております。必ず弊社にお問い合わせ下さいませ。