ヨーロッパ現状について

こんにちは、日本の都道府県も一部緊急宣言の解除がされたと伺いました。皆さま、いかがお過ごしですか？

先日、5月18日からイタリアでの規制が一部緩和された状況をお伝えしましたが、今回は、その他の欧州各国の状況を簡単にお伝えしたいと思います。今回の情報をお伝えするにあたり、EU、シェンゲン協定の公式サイトの他、各国にある日本大使館、日本にある各国大使館等の情報を参考にしております。どちらにも共通していることは、日々状況により変わりますので、ご参考程度にご覧いただき、最新の情報は諸々のサイトにてご確認ください

ドイツ

5月15日にルクセンブルクとの国境を再開しました。デンマークとの国境については、今後再開の予定ですが、日程は未定です。対フランス、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン間の暫定的国境管理は、6月15日まで延長されています。14日間の隔離措置は、今後は第三国からの入国者に対してのみ適用される可能性があります。EU域外の国からのEU入域制限は引き続き、6月15日まで延長されました。

在ドイツ・日本大使館のサイト

https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#04bouekitaisakuD

 

フランス

フランスは5月11日から一部の地域を除き、ロックダウンの緩和開始され、証明書がなくても自宅から100km以内でしたら移動が可能となりました。ただし、比較的安全とされているグリーンゾーンと、いまだ感染が深刻な地域のレッドゾーンと、それぞれの機関やお店の再開時期が異なります。グリーンゾーンでは飲食店が6月上旬に再開の予定です。

在フランス・日本大使館のサイト

https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00043.html

フランス政府からの公衆衛生上の緊急事態宣言が7月24日まで延長になったことから、EU居住地以外の外国人の入国に関しては、仮に入国可能になったとしても14日間の隔離措置が必要です。

入国時の留意点。以下リンクからご確認ください。

https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html

 

オーストリア

5月15日からレストランの営業開始されました。6月15日を目処に制限なくドイツ〜オーストリア間の国境を超えることが可能になる予定です。

在オーストリア・日本大使館（後半に現在の規制が書かれています）

https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_ja.html

 

チェコ

5月17日をもって、チェコの緊急事態宣言が解除されました。対ドイツ、オーストリア間の国境管理を6月13日まで継続。延長の可能性もあるようです。また90日を超える滞在許可を持たない日本人を含む外国人は，いずれの国からであってもチェコへの入国が禁止されています。

段階的に店舗や施設の営業が再開。飲食店は、屋外席の利用可能となり、ホテル及びその他の宿泊施設，タクシー業，文化・社会・スポーツイベント（100人まで），劇場や城内での文化行事，動物園・植物園（屋内施設のみ）の営業は制限されているようですが、5月25日からホテル等の営業も徐々に認められるようです。

ただし、公衆衛生法に基づく措置は、引き続きありますので、詳細は以下のリンクからご確認ください。

在チェコ・日本大使館のサイト

https://www.cz.emb-japan.go.jp/ryoji_anzen-coronavirus.html

 

スペイン

時間帯制限つきで散歩等の運動のための外出が許可されており、公共交通機関利用時は、マスク着用が義務づけられています。日本を含むシェンゲン域外の国からの入国は引き続き拒否されています。

スペインでは地域の感染状況によって、フェーズ0、フェーズ1、フェーズ2の地域に分け、行動範囲が細かく指示されていますので、詳細は以下をご確認ください。

在スペイン・日本大使館からの情報

https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100056071.pdf

 

スイス

ドイツ、オーストリア、フランスの3カ国と6月15日に国境全開開放することを一致していますが、今後の感染状況により、変更される可能性があります。対イタリアについては、未定です。

在スイス・日本大使館からの情報

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100054362.pdf

またスイスインターナショナル航空が6月の運行計画発表し、チューリッヒ、ジュネーブから近距離便、長距離便（日本−東京への週2便）の運行再開予定、徐々に運行計画拡大する予定だそうです。

在スイス・日本大使館からの情報

https://www.ch.emb-japan.go.jp/files/100055369.pdf

スイスインターナショナル航空のサイト

（英語）

https://www.swiss.com/ch/en/various/breaking-news

予約サイト(日本語)

https://www.swiss.com/jp/ja

 

ポルトガル

5月31日まで災害事態宣言が延長されましたが、5月18日から一部のお店、レストラン、カフェの営業再開、一部の美術館の開館しています。入店、入場時のマスク着用義務や入場制限があります。

EU域外へ、EU域外からのポルトガルへの国際線は、6月15日まで運休が延長されました。

在ポルトガル・日本大使館からの情報

https://www.pt.emb-japan.go.jp/files/100056027.pdf

 

クロアチア

5月18日時点、日本を含むEU域外からの入国禁止措置は、6月15日まで延長。

外務省　海外安全ホームページ（クロアチア）

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0385

 

イギリス

5月13日から屋外での運動への制限はなくなりました。ただし、社会的距離を保つ規則に従う必要あります。6月1日から、店舗の段階的な再開、小学校の段階的な再開を予定し、最速で7月から、さまざまなデータの裏付けを得た上で、ホスピタリティ産業やその他の公共の場の利用再開。

イギリス入国隔離措置については、海外からの再感染防止のため、感染程度が相当低くなった段階で、空路での入国者に対して、隔離措置導入。

在イギリス・日本大使館のサイト

https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00071.html

 

 

 

ヨーロッパの旅行を心待ちにしていらっしゃる方々も多いと思いますので、私たちがわかる範囲でお伝えしましたが、前述しました通り、各国、各機関の状況や対応は日々変わってきておりますので、ご留意くださいませ。

また適宜、ヨーロッパの状況をお伝えできたらと思っております。