May 21 2020

パリの近況について

こんにちは。

海外ウエディングプランナーの梅田でございます。

皆様ご存知のように、フランスは、新型コロナウイルス感染拡大により約2か月間のロックダウン措置が取られておりましたが、5月11日から段階的に徐々に緩和されています。

ここ最近、初夏のような清々しい陽気が続き、外を歩いていると新緑の美しさに目を奪われます。

営業を再開したお花屋さんには芍薬が並んでいて、改めて夏が近づいていることを気づかされました!

 

パリとその近郊地域は、まだ感染者が多いレッドゾーンに指定されているため、仕事は可能な限りリモートワークを続けて、通勤ラッシュ(朝9:30までと16:00~19:00)の利用は所定の証明書が必要だったりと、まだ人が密集しないような措置が取られているため、平日のパリ市内は比較的静かなようです。

お店も少しずつ再開し始めて、パリの2大デパートのGalaries LafayetteとPrintemps はまだ休業中ですが、Bon marchéは営業時間を短縮して再開しています。

マルシェも再開して、久しぶりの青空のもと、野菜や果物たちもキラキラと輝いて見えます。

このように通常の生活に戻りつつあるフランスで、以前と大きく変わった生活習慣は、マスクの着用、ソーシャルディスタンス。

元々、マスクを着ける習慣が全くなく、当初は懐疑的で着用に戸惑っていたフランス人ですが、感染抑制に一定の効果があり、電車やお店での着用が義務化した今、市町村で無料配布されたマスクや、手作りのマスクで個性を出したり、それぞれでマスク生活を受け入れているようです。

また、人との距離は最低1mを取るということで、緩和直後はセーヌ川沿いなどでピクニックをしてソーシャルディスタンスが守られていないと危惧されていましたが、私が住んでいるパリ近郊ではあまりそのようなことはなく、一定の距離を保ちながら、家族・友人達と久しぶりの外出を楽しんでいる光景を目にします。

あと、この2ヶ月で現金を全く使わなくなりました。

ロックダウン中、ほとんどのお店でクレジットカードのみの清算に制限されて、暗証番号を押さないタッチ決済の上限が、先日30€から50€に引き上げられたのもあり、もともとカード社会のフランスでしたが、コロナをきっかけに、今後フランスはますますキャッシュレス化が進みそうです。

パリの街に少しずつ活気が戻ってきているものの、やはりレストラン、カフェ、観光客がいないパリは寂しいもの。

安心してお客様が挙式、撮影できる日が1日も早く訪れる日を心待ちにしています!

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