Sep 09 2020
[ ウェディングストーリーフォト ] 小物を選ぼう!
こんにちは、連日でお伝えしております、ウェディングストーリーフォト。テーマが決まったら、お花、そして小物を選んでいきましょう!もしかしたら先に小物の方が決まり、その小物に合わせて、お花を選ぶ方もいるかもしれませんね。
小物を選ぶ際にもテーマは意識したいですね。小物をアレンジするときに参考にしていただきたいのはこちら。
① まずは大きな小物を決めましょう。
② 小さな小物は荷物にならないようだったら、とりあえずいくつか持っていこう!
③ USED(使ったもの)を混ぜると、垢抜ける!
今回も「エレガント・ラスティック・秋のウェディング」の撮影の写真を使いながら説明していきますね。
① まずは大きな小物を決めましょう。
大きな小物というのは、大きさが大きいこともありますが、実際は写真に移る比率が高いものを指しています。例えば、今回の写真でいうと、ランタンやお皿ですね。お皿の中でも一番大きいお皿は「チャージャープレート」と呼ばれるお皿の下に敷くお皿なので、こちらの色やデコレーションに気を配りがちですが、実は上のお皿に隠れてしまって、見えているのは部分的になってしまうのですね。今回は花瓶もものが大きいわりには、撮り方の角度によっては実際見えている部分は少しです。もちろん予算が許すようであれば、全てこだわるというのも必要ですが、もしかすると、家にあるものでまかなえてしまうこともあります。この部分はさほど見えないかも・・・と割り切って、まずは見える部分から最初に決めていきましょう。ちなみにもし気に入ったこの花瓶を使いたい!というのがあれば、逆にお花の割合を減らして、見せるように工夫するのも一案です。
テーブルデコレーションで実際に見えているチャージャープレートはほんの少し・・・。
② 小さな小物は荷物にならないようだったら、とりあえず持っていこう!
小さな小物はバランスを取るのに大活躍してくれます。色々シュミレーションしてみても、当日その場所に行ってみないとわからないこともたくさん。当日の空間に立ってみて、もう少し何かあった方がいいな・・・とか、これはいらないな・・・など起こります。小さな小物は足したり、引いたりできるので、迷ったら持っていきましょう!
撮影時、使うかわからなかったけれど、持っていった小さな銀のお皿がベリーとの相性が抜群だった!
③ USED(使ったもの)を混ぜると、垢抜ける!
ウェディングだし、張り切って新しいものを揃えたくなりますが、実は、使い込んだものは新品では出せない味があります。古いものだからこそ、色もくすんでいたり、錆びた部分が、新品だけで揃えた「いかにも」感を取り払ってくれます。できることなら、USEDは4割くらい混ぜたいものです。ウェディングにはSomething fourの言い伝えがあるから、それにあやかって、something newやblueの他に、something old 古いもの、さらには御実家やおばあちゃんの家などから使い込んだ something borrow 借りものを持ってくると良いかもしれません!
下は昔の薬ケース。ヴィンテージもの。その横のシルバープレートと合わせて、燻した感じは一朝一夕ではできません。
長いキャンドルを立てたスタンドも教会で使っていたものを、骨董市で求めたものです。